シューマン, クララ
【英】：Schumann, Clara
1819年ライプツィヒに生まれた。父のフリードリヒ・ヴィークは音楽家に育てるべく、5歳から英才教育を始める。やがてクララは、父とともに演奏旅行を始め、ヨーロッパ中で天才少女として輝かしい成功を収める。1840年に、ヴィークの執拗な反対で裁判沙汰にまで発展したロベルト・シューマンとの結婚が実現する。結婚生活では、ロベルトが作曲中は邪魔になるため十分にピアノを練習することができず、また家事や8人の子供の出産や育児に追われる日々だったが、それにも関わらずたゆまぬ努力で演奏活動やライプツィヒでの教鞭に励んだ。1856年、ロベルトは精神病院で生涯を終えたが、未亡人となってからも幼い子を育てるために精力的に演奏を行なった。またこの苦悩の時期に、ブラームスとの生涯にわたる親密な関係も始まった。
ピアニストとしてシューマンやショパンなどの同時代人やベートーヴェンの特に後期のソナタをレパートリーとし、世に広めた功績は大きい。
4つのポロネーズ／4 Polonaises Op.1／1828-30?[13'0"]
ロマンスと変奏／Romance varie Op.3／1831[11'30"]
ロンド ロ短調／Rondo h-moll 1833
ワルツ形式によるカプリス／Caprice en forme de valse Op.2／by1833[14'0"]
ロマンティックなワルツ／Valses romantiques Op.4／1833?[7'30"]
ベッリーニの「海賊の歌」にもとづくピアノの為の演奏会用変奏曲／Variations de concert sur la cavatine du Pirate de Bellini Op.8／by1834[15'30"]
4つの性格的小品／Quatre pieces caracteristiques Op.5／1835or1836[12'0"]
音楽の夜会／Soirees musicales Op.6／1835/36[22'0"]
即興曲 「ウィーンの思い出」／Impromptu "Souvenir de Vienne" Op.9／1837/38[6'0"]
スケルツォ 第1番 ニ短調／Scherzo Nr.1 Op.10／1839[4'30"]
3つのロマンス／Trois romances Op.11／1839[13'0"]
ソナチネ(ソナタ）／Sonatina 1841、1842[19'30"]
スケルツォ 第2番 ハ短調／Scherzo Nr.2 Op.14／1845[4'0"]
4つのつかの間の小品／4 Pieces fugitives Op.15／1845[12'0"]
3つの前奏曲とフーガ／3 Praludien und Fugen Op.16／1845[11'0"]
ロマンス イ短調／Romanze 1853[4'30"]
3つのロマンス／3 Romanzen Op.21／1853[11'0"]
ロマンス ロ短調／Romanze 1855?[5'30"]
行進曲 変ホ長調／Marsch 1879[6'30"]
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