ロマンティックなワルツとは? わかりやすく解説

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ドビュッシー:ロマンティックなワルツ

英語表記/番号出版情報
ドビュッシー:ロマンティックなワルツValse romantique作曲年1890年  出版年1890年  初版出版地/出版社: Choudens 

作品解説

2007年6月 執筆者: 和田 真由子

ヘ短調最後ヘ長調に終わる。)4分の3拍子
1890年前後他の作品には、「ベルガマスク組曲」「二つのアラベスク」「マズルカ」「夢想」などの小品があるが、いづれも同時期の歌曲ほど思いきった試み展望広げるような発見がなく、習作の域をさほどでない出来のものが多い。独自の語法確立されておらず、ショパンボロディンマスネサン=サーンスフランクフォーレなどの影響色濃い
ロマンティックなワルツもこの頃作品とされているが、実際にもう少しはやく着想されたものである推測されている。


シューマン, クララ:ロマンティックなワルツ

英語表記/番号出版情報
シューマン, クララ:ロマンティックなワルツValses romantiques Op.4作曲年: 1833?年  出版年: c1835年  初版出版地/出版社Whistling 

作品解説

執筆者: PTNA編集部

ワルツ形式によるカプリス集》作品2といくぶん似たところがある。しかし、形式の点で、つまり全体まとめ上げることにおいて、より安定性獲得しているように思える調性楽想によっていくつかの部分分けられるが、それぞれ独立しているのではなくアタッカ続き冒頭テーマ回帰される。また、長く華やかなコーダフィナーレとしての作用効果的だ
この作品にも、クララローベルト共有した楽想含まれている。それは、アンダンテ前奏のあとに始まる、アレグロきらびやかなオクターヴ下行音形。これとほぼ同じ音形が、ローベルトの《謝肉祭作品9の「ドイツワルツ」の中間部引用されている。
この作品を、クララ自身オーケストラ編曲をし1838年出版されたが、残念ながら現存しない。


ロマンティックなワルツ

英語表記/番号出版情報
ヴェラスケス:ロマンティックなワルツValsa romantica
シャミナード:ロマンティックなワルツValse romantique Op.115

ロマンティックなワルツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/05 14:06 UTC 版)

ロマンティックなワルツ(仏語:Valse romantique, 英語:Romantic waltz




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