ギンレイ【ギンレイ】(食用作物)
登録番号 | 第5860号 | |
登録年月日 | 1997年 12月 5日 | |
農林水産植物の種類 | 大豆 | |
登録品種の名称及びその読み | ギンレイ よみ:ギンレイ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 矢ヶ崎和弘 小林勉 高橋信夫 重盛勲 宮崎尚時 宮沢佳枝 山田直弘 手塚光明 高松光生 御子柴公人 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「東山系N802」に「スズユタカ」を交配して育成された固定品種であり,育成地(長野県塩尻市)における成熟期が晩の早,粒形が球,粒の大きさが大の小でウイルス抵抗性の強い品種である。 伸育型は有限,分枝数は中である。胚軸の色は紫,主茎長及び節数は中,小葉の形は円葉,数は3枚葉,花色は紫である。熟莢の色は褐,裂莢の難易は中である。毛茸の多少は中,形は直,色は白である。種皮の色は黄白,粒の子葉色は黄,粒形は球,光沢は弱,臍の色は黄,粒の大小は大の小である。開花期は中の晩,成熟期は晩の早,生態型は中間型である。子実の粗蛋白含有率は低,粗脂肪含有率は中である。倒伏抵抗性は強,子実の収量は多,ダイズシストセンチュウ抵抗性は弱,ウイルス病抵抗性は強である。 「ナカセンナリ」と比較して,粒が大きいこと,ウイルス病抵抗性が強いこと等で,「タマホマレ」と比較して,種皮の色が黄白であること,粒が大きいこと,ウイルス病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和57年に長野県中信農業試験場(塩尻市)において,「東山系N 802」に「スズユタカ」を交配し,59年に雑種第2代でダイズモザイクウイルス(SMV)C病原系統を接種して個体選抜,以後,系統育種法により選抜,育成された固定品種である。平成元年から系統適応性検定試験,2年から特性検定試験,3年以降「東山162号」の系統名を付し,奨励品種決定調査等を行い,その特性を確認して育成を完了したものである。6年は雑種第12代である。 |
銀嶺【ギンレイ】(観賞樹)
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