キ94I
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/24 07:38 UTC 版)
串型双発、双胴の特異な基本型は変わらず。主要な要求性能は以下の通り。 任務 高高度における敵機、とくに敵爆撃機の撃墜。 特性 高度上昇力に卓越し、とくに高高度性能に優れたもの。 最高速度 高度10,000mで水平最大速度750km/h。 上昇性能 実用上昇限度15,000m。 航続力 全力0.5時間、巡航2.5時間(増槽装備時+2.5時間)。 武装 大口径機関砲(20、30、40mmを検討)、防弾装備等。 なお試作1号機の完成期限は1944年(昭和19年)12月とされた。 後に陸軍側との打ち合わせに基づき一部要求性能が下方修正されるが爆装・自動操縦・機上索敵・気密室・排気タービン等の装備を追加して設計を進め、1944年(昭和19年)2月にモックアップ審査にこぎつけた。 審査そのものは順調に進展したが、2月末に行われた陸軍側との検討会にて脱出時に後方プロペラに巻き込まれる危険性やエンジンの生産等に問題ありとして設計中止、以降の方針は未定になる。更に設計上も排気タービンや中間冷却器の装備等に問題が山積していたこともあり事実上の計画中止となった。 また、1943年7月にはキ94Iの襲撃機型である「キ104」の試作指示も行われているが、キ94Iの計画中止に伴いこちらの計画も中止されている。
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