キュアフェリーチェ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 03:04 UTC 版)
「魔法つかいプリキュア!」の記事における「キュアフェリーチェ」の解説
花海ことは(はーちゃん)が変身するプリキュア。ピンク色の髪が左右に伸びて編み込んだ三つ編み形となり、頭には花と蝶をかたどったカチューシャを身に着け、「エメラルドスタイル」というミント系の緑を主体に白も配色されたドレス風のコスチュームを着用し、エメラルドグリーンのハイヒールを履いている。また膝には白い花のニーパットをつけ、さらにすねにはエメラルドグリーンのリボンを絡めている。胸元に緑の宝玉がついた赤いバラのような花をつけている。瞳はキラキラ期と同じピンク色の花柄のハイライトがつき、背中にはほんのり緑色がついた半透明の4枚羽がつく。変身時の名乗りは、「あまねく生命(いのち)に祝福を!(ここで右手に持った花びらを吹き周囲にまき散らす)キュアフェリーチェ!」。 魔法の呪文である「キュアップ・ラパパ!」を唱えた後、リンクルスマホンにリンクルストーン・エメラルドを「エメラルド!」と言いながらはめこみ、スマホンに付属する魔法のタッチペンで筆記体の「F」を書くと残りのスペルが浮かび「Felice」と表示後「フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!」と唱えることで黄色の光の衣を身に着けて変身する。また、単独変身時はフェリーチェ専用の変身BGMが使用される。 フェリーチェもミラクル・マジカルのコンセプトが踏襲されており、ピンクの髪にエメラルドグリーンの瞳と変身前のことはから変化しないが、頭身と顔つきが急激に成長し、等身が変化する際はバブバブ期からキラキラ期までの姿が順に投影される。声質も落ち着いた感じになり、口調も敬語かつ理知的で大人びた感じとなる。 第22話にて、ヤモーとスーパーヨクバールに対峙し苦戦していたミラクルとマジカルのもとへリンクルスマホンに導かれるかたちで現れ、そしてスマホンと自身が持っていたリンクルストーン・エメラルドの力により覚醒、キュアミラクル、キュアマジカル以上の戦闘力を誇り、ミラクルやマジカルでは苦戦するスーパーヨクバールを単身で撃浄化した。しかし、第27話から登場した更に上位のドンヨクバールに対しては苦戦することも多くなり、単身でピンチになったところをミラクルやマジカルに助けられることも多くなった。花属性のためか、氷による攻撃に弱く足元を氷漬けにされたこともある。 リンクルスマホンの魔法のタッチペンが変化してできる専用の杖、フラワーエコーワンドとリンクルストーン・エメラルドを用いることで、専用の浄化技「花魔法」が使えるほか、ピンクトルマリンのみであるが、ミラクル・マジカルと同様に銀色のリンクルストーンをはめることで銀魔法を使うことができる。 攻撃用の魔法を使用したことはなく、ラブーとの最終戦においても次々に攻撃魔法を繰り出すミラクルとマジカルに対しフェリーチェは防御魔法を1度使用しただけであった。通常の戦闘では肉弾戦を中心に行っているが、第32話では敵の動きを見て有効な戦法を見つけるなど分析能力も見せた。
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