カントリーマム【カントリーマム】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第14515号 |
登録年月日 | 2006年 8月 22日 | |
農林水産植物の種類 | シオギク×デンドランテマ ヴェスティタ | |
登録品種の名称及びその読み | カントリーマム よみ:カントリーマム |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 国立大学法人広島大学 | |
品種登録者の住所 | 広島県東広島市鏡山一丁目3番2号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 近藤勝彦、梶田浩志 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、シオギクにDendranthema vestitaを交配して育成されたものであり、花は黄白色の小輪で切花向きの品種である。草型は斜上、草性は叢性、開花時の草丈は中である。茎の太さはかなり細、色は緑、強さは中、中空の程度は無、摘心後の分枝性は多、側らいの発生程度及び節間長は中である。葉身長はやや長、葉幅は中、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは長、一次欠刻はかなり深、表面の色は淡、裏面の色はやや濃、毛じの多少は中、光沢度はやや弱、厚さは薄、硬さは軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさは小、厚みはかなり低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数は極少、管状花部の直径はかなり小、管状花数はやや少、分布は集中、長さは小である。花弁の形は平弁、先端の形は歯状、花弁の長さはかなり小、幅はかなり狭、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート3301)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は垂れ、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさは極小、総ほうの大きさはかなり小、花首の太さは極細、長さはやや長、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は晩である。ノジギクと比較して、たく葉の形が2深裂であること、たく葉が大きいこと、外花弁の角度が垂れであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者の温室(広島県東広島市)において、シオギクにD.vestitaを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「深裂野路菊」であった。 |
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