カラー‐プロファイル【color profile】
ICCプロファイル
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/20 16:30 UTC 版)
ICCプロファイル(英: ICC profile)とは、カラーマネジメント(色管理)において、インターナショナル・カラー・コンソーシアム (ICC) の公表した標準に従い、色に関わる入出力機器や色空間を特徴付ける一連のデータである。プロファイルは特定機器の色特性や見た目の要求仕様を記述したもので、デバイスの入力と出力の色空間のマッピングや「プロファイル接続空間 (PCS)」で定義される。PCSとしてはCIELAB (L*a*b*) やCIEXYZがある。マッピングは表形式で示され、表にない値には内挿を行うか、変換のための一連のパラメータを用意する。
- ^ icc profiles download
- ^ カラーマッチングソリューション - 三菱電機[リンク切れ]
- ^ Version 4 ICC Specification
- ^ a b Specification ICC.1:2004-10 (Profile version 4.2.0.0) Image technology colour management — Architecture, profile format, and data structure;
- ^ CIP4公式サイト
- ^ Scalable Vector Graphics (SVG) 1.1 Specification W3C
- 1 ICCプロファイルとは
- 2 ICCプロファイルの概要
- 3 外部リンク
カラープロファイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 07:16 UTC 版)
「Windows bitmap」の記事における「カラープロファイル」の解説
ICCプロファイルデータそのものか、プロファイルデータのファイルパスが格納される。
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カラープロファイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 07:16 UTC 版)
「Windows bitmap」の記事における「カラープロファイル」の解説
このブロックは、情報ヘッダの「色空間」が'LINK'の場合はカラープロファイルデータのファイルパスが、'MBED'の場合はデータそのものが格納される。ファイルヘッダの「オフセット」の値によってはビットマップデータよりも前に格納することも出来る。
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カラープロファイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 08:41 UTC 版)
RAW画像は撮像素子の出力をそのまま記録しているため、RAW画像の色空間は、カメラの撮像素子の分光感度曲線やレンズ特性、撮影時の光源のスペクトルによって異なるものとなっている。色空間を表したものとしてカラープロファイルが存在し、RAW画像用のカラープロファイルとして、以下の形式が使われている。 DNGカラープロファイル (*.dcp) - アドビ製ソフトウェアで使われている形式。複数の標準光源 (A光源(2850Kタングステン電球)、D50常用光源、D65常用光源など) で調べた色空間データを含むことができる。多くの機種のDCPプロファイルがAdobe DNG Converterと共に無料頒布されている。アドビ以外のソフトウェアでは、オープンソースのRawTherapeeがDCPプロファイルに対応している。 ICCプロファイル (*.icc, *.icm) - カラープロファイルの標準形式。v2とv4が存在する。様々な機種のICCプロファイルがAdobe DNG Converterと共に無料頒布されている。 dcpからiccへの変換には、コマンドラインツールのdcp2iccが存在する。dcp2iccは、./dcp2icc <ファイル>.dcp <標準光源の色温度> と指定することで、DCPの中の一つのカラープロファイルからICCプロファイルを生成する。 カラープロファイルの作成には、実世界のスペクトル反射特性を反映したカラーチャート (X-RiteのColorCheckerなど)とプロファイル作成ソフトウェア(アドビのDNG Profile Editor、X-RiteのColorChecker Camera Calibration、DatacolorのSpyderCheckr、オープンソースのCoCaなど)が使われている。これらのソフトウェアを使うことでカラーチャートを撮影した画像からカラープロファイルを作成することができる。 またカラーチャートよりも正確なカメラのスペクトラル感度曲線を使ったシステムも登場している: camSPECS (カラープロファイルの作成にも対応) WETAデジタルのPhysLight (VFX向け、JSON形式のスペクトラル感度曲線データあり)
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