カナード・パルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 09:32 UTC 版)
「機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズの登場人物」の記事における「カナード・パルス」の解説
声:保志総一朗 【性別:男性・スーパーコーディネイター / 年齢:17歳 / 所属:地球連合軍ユーラシア連邦特務部隊X→傭兵部隊X / 搭乗機:ハイペリオン(1号機)、ドレッドノートイータ / 登場作品:○|○|○|-|-|○|-|○|○】 『X ASTRAY』のプレアと並ぶもう1人の主人公。ユーラシア連邦特務部隊Xに所属するパイロット。 ユーラシア連邦が独自の技術で開発したMSハイペリオンのパイロット。キラ・ヤマトと同じスーパーコーディネイターとして誕生するが、カナードはキラと異なり失敗作である。そのため唯一の成功例のキラに異常な対抗心を持っている。表情こそ険しいが、キラとほぼ同様の身体的特徴(髪や目の色など)で声質もほぼ同様(ゲームにおける担当声優もキラと同じ保志である)であるなど多くの共通点があるが、これは受精卵に血縁があるのか遺伝子がほぼ同一のためなのかといったことは明確にされていない。しかし、キラとは大きく異なる環境で過ごした影響か、性格は苛烈かつ攻撃的であり、少しでも気に入らない事があれば攻撃行動に出て相手を殺す事も躊躇わない等、登場当初は自制心が大きく欠けていて、人としての道を殆ど踏み外しかけていた。 幼少期は研究所でモルモット扱いされており、1度脱走している。その際に謎の黒髪の男性と出会い、キラの存在を教えられ、それを期にキラに執着するようになった。なお、謎の黒髪の男の正体は変装したラウ・ル・クルーゼとされる。 その能力は通常のコーディネイターとは比較にならない程であり、傭兵部隊サーペントテールとの交戦では叢雲劾と互角以上の戦闘を繰り広げた。 プレア・レヴェリーに出会い、プレアの搭乗するドレッドノートと2度交戦を行うが敗北し、最後にハイペリオンは大爆発してしまう。そして、プレアに人には人それぞれの生き方があり、代わりなど存在しないことを命がけで教えられる。プレアの死により、キラを殺し自分がスーパーコーディネイターの代わりになる野望を捨て、自分自身を探すための旅を始める。その後、マルキオ導師の住む島の砂浜でキラを目撃するが、何もせずに穏やかな表情で立ち去っている。 その後、傭兵として活動し、プレアから譲り受けたドレッドノートはジャンク屋のロウ・ギュールにより改装され、ドレッドノートイータとしてカナードの搭乗機になった。傭兵となっても暴走することがしばしばあり、ジェス・リブルの取材を護衛する任務中にゲルズゲーと交戦、自身の機体の使用するアルミューレ・リュミエールと同じ原理の装備を持っている事に激怒して、徹底的に破壊した。 『VS ASTRAY』で、プレアがライブラリアンの最高司書官として行動しているのを耳にし、カナードはそのプレアが偽者であると断言し、行動を開始する。
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