カナ系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 04:53 UTC 版)
カナ系は、基本的に1打鍵で1つのカナを入力する方式。キーが足りない分はシフトで補う。漢字はカナ読みを入力してかな漢字変換を用いるのが一般的。日本工業規格が制定したJIS配列(JIS X 6002情報処理系けん盤配列)をベースにしたものがデファクトスタンダードになっている。 詳細は「かな入力」を参照 全ての打鍵が1キーによってなされる配列を順次打鍵配列と呼び、JISかな入力が代表的である。一方で、1打鍵で複数キーの同時押しを要求することのある配列を同時打鍵配列と呼び、NICOLAなどの親指シフト系配列が属する。後者では同時押しを判定するためのソフトウェア、または専用キーボードが必要となる。厳密に同時押しすることは困難であるので、複数キーが押されたタイミングのずれをどれほど許容するのか設定する必要もある。許容幅は大きいほど同時打鍵は認められやすくなるが、高速の順次2打鍵を同時押しと誤認するリスクも高まる。
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