カスパー・ユール・ニルセン(演・ピルウ・アスベック)
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「コペンハーゲン (デンマークのテレビドラマ)」の記事における「カスパー・ユール・ニルセン(演・ピルウ・アスベック)」の解説
政治評論家。ビアギッテの元スピンドクター。元穏健党広報員。ビアギッテ前内閣の元報道担当補佐官。カトリーネの元夫。旧名は「ケネト・ユール・ニルセン」。過去との決別のために名前を「カスパー・ユール・ニルセン」に改める。その過去とは子供の頃、義理の父やその友人達に集団性的虐待を受けていたことであり、その性的虐待はケネトが8歳の頃から12歳の頃まで4年もの長きに渡り続き、12歳の時にケネトが主犯の義理の父親を刺し、事件の全貌が発覚する。当時ケネトが未成年だったため、デンマークの少年法の規制によりケネトだけは罰せられず、顔も世間には公表されていない。その後少年院から出所し、名前を変え、実家を出て自立するという激動の半生を送る。その経験から有能な無類の戦略家となる。偶然手に入れたヘセルボー首相の公金不正使用のレシートをラウゲセンに渡すなど他党との人脈も厚い。自分を虐待していた義理の父の葬儀を母イエーレヌに代わって取り計らうなど律儀な一面もある。優秀だが女癖が悪く、多数の女性と関係を結びながらカトリーネと復縁、離縁を繰り返す。が、その後結婚しカトリーネとの子供グスタフを設ける。シーズン3ではすでにカトリーネと離婚しており、別居し代わりばんこでグスタフを育てる。スピンドクター退任後は、政治評論家としてデンマークの政治を分析し見守る。TV1の報道番組で「ユールとフリース」というレギュラー番組を持っている。1話の穏健党党首選では、ビアギッテが勝つと予想していたが外れる。3話では、息子のグスタフに髪の毛を刈られ、スキンヘッドになる。その後も、複数の女性達と交際し関係を結びその内の数人にグスタフの世話をさせるというプレイボーイぶりを発揮する。その後髪が伸び、旧来の髪型が復活した。警察関係者とも知り合いで、9話ではカトリーネに対し、クルーセの過去に関する「重大情報」をリークする。10話では、TV1の番組で総選挙結果について的確な指摘をした。その後、敗北したサルトムに対し、哀れみの視線を送った。それと同時にサルトムに「スピンドクターに戻りたいのではないのか?」と言われ「満更でもない」笑顔で返した。
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