鏡かざぐるま【カガミカザグルマ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7763号 |
登録年月日 | 2000年 2月 22日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 鏡かざぐるま よみ:カガミカザグルマ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 2月 25日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県芦品郡新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「艶かざぐるま」に育成者所有の同花形の混合花粉を交配して育成されたものであり,花は鮮赤味紫色のやや小輪で,切花向きの品種である。草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は中である。茎の太さは中,色は赤紫,強さは強,中空の程度は小,稲妻形屈曲の有無は有,摘心後の分枝性は中,側らいの発生程度はやや多,節間長はやや短である。葉身長はやや長,葉幅はやや広,葉の縦横比はやや大,葉柄の長さは短,一次欠刻はやや深,表面の色は濃,裏面の色及び毛じの多少は中,光沢度は弱,厚さはやや薄,硬さは軟,葉柄の着生角度は上向き,たく葉の有無は殆どの葉に付着,形は3~4深裂以上,大きさは中,分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円筒形,花の大きさはやや小,厚みはやや低,舌状花の重ねは2~4列,舌状花数はやや少,管状花部の直径はやや小,管状花数はやや多,分布は集中,長さはやや小である。花弁の形はさじ弁,先端の形は歯状,花弁の長さは中,幅は狭,外花弁の表面の色は鮮赤味紫(JHS カラーチャート8906),裏面の色は淡紫ピンク(同8902),舌状花表面の色の分布状態は均一,外花弁の角度は上向き,花盤の色は緑,花たくの形は盛り上がった円錐状,大きさはかなり小,総ほうの大きさは小,花首の太さはかなり細,長さは長,生態分類型は秋ギク,開花の早晩性はやや早である。「舞かざぐるま」と比較して,茎の稲妻型屈曲が有ること,舌状花の重ねが2~4列であること等で,「パープルルビー」と比較して茎の色が赤紫であること,舌状花の重ねが2~4列であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において,「艶かざぐるま」に育成者所有の同花形の混合花粉を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「葵かざぐるま」であった。 |
- 鏡かざぐるまのページへのリンク