オーバーヘッドキック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/30 07:37 UTC 版)
オーバーヘッドキック
- サッカーにおいて地面に背を向けた状態で空中にあるボールを頭より高い位置でキックすること。→バイシクル・キック
- プロレスの技
- THE SQUAREの楽曲、OVERHEAD KICKのこと。アルバム『S・P・O・R・T・S』に収録。
このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。 |
オーバーヘッドキック(Overhead Kick)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 15:47 UTC 版)
「キック (サッカー)」の記事における「オーバーヘッドキック(Overhead Kick)」の解説
詳細は「バイシクル・キック」を参照 ペルー人が考案した派手な動きが特徴のキック。地面に背を向けた状態で空中にあるボールを頭より高い位置でキックすること。バイシクル(Bicycle Kick)という言葉も同義である。日本ではオーバーヘッドキックの方が一般的であるが、英語圏では自転車のペダルを漕ぐ動きに似ているところからBicycle Kickの方が一般的な表現である。 シュートの場合はペナルティエリア内の浮き球に対して、相手ゴールにちょうど背を向けていた場合に使われることが多い。ゴールを向いている状態でわざわざオーバーヘッドキックに持っていく選手は実際にはほとんどいない。サッカーの試合でもあまり見られることはなく、見られたとしてもゴールが決まることも少ない。オーバーヘッドキックはゴールを狙って放つことは相当な難度を要する。試合中に意識してこのプレイをしようとするものはほとんどおらず、とっさに出ることがほとんどである。 気をつけなければいけないのはペナルティエリア内はチャンスともなると相手味方問わず、選手が密集状態になることがある(コーナーキックやフリーキックの時)。そんな中、オーバーヘッドキックを試みることは非常に危険であり、相手の頭部にキックしてしまったり、キックしようとしている足が相手の頭部に近づいたり、頭部に限らず相手を蹴ってしまったりすると危険なプレイと判断され、ファウルを取られることもある。相手選手にとっても危険だが、自らも気をつけなければならないこととして着地がある。オーバーヘッドキックを試みた後に脚で着地することはまず不可能と言ってよい。従って背中から地面に落ちるのが普通であるが、当然無防備な状態での落下になるので、場合によっては後頭部を地面に打ち付けたり、何かしら体の一部に怪我を負うこともある。 アクロバティックで派手なプレーなので試合を沸かせるプレーである。1994年のアメリカワールドカップでは、サッカー観戦の初心者が多いアメリカ人に対して「オーバーヘッドキック」はバスケットボールで言えば「ダンクシュート」、野球で言えば「本塁打」であり、最もエキサイティングなプレーのひとつである」と紹介された。 オーバーヘッドキックと判断されるのは完全に地面にほぼ平行になった状態でのキックと言われる。背中が斜めを向いていればジャンピングボレーと判断される。 かつてはウーゴ・サンチェスの代名詞でもあった。また、ジャンルカ・ビアリもアクロバティックなゴールが得意で、オーバーヘッドキックで度々ゴールを挙げた。現役の選手でオーバーヘッドキックの名手はリバウド。リバウドが2001年のリーガ・エスパニョーラ最終節でみせたオーバーヘッドキックは伝説となっている。 漫画『キャプテン翼』の主人公大空翼の得意技でもある。彼のようにオーバーヘッドキックした後に倒れず着地することは技術的には不可能ではないが、蹴るというよりは当てるといった方が正しい。
※この「オーバーヘッドキック(Overhead Kick)」の解説は、「キック (サッカー)」の解説の一部です。
「オーバーヘッドキック(Overhead Kick)」を含む「キック (サッカー)」の記事については、「キック (サッカー)」の概要を参照ください。
「オーバーヘッドキック」の例文・使い方・用例・文例
- オーバーヘッド・キックのページへのリンク