オートテラシリーズとは? わかりやすく解説

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オートテラシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/23 04:39 UTC 版)

寺岡精工所のカメラ製品一覧」の記事における「オートテラシリーズ」の解説

すでに秤で有名だった寺岡精工所がそのスプリングノウハウフィルム自動巻き上げ生かして製造した24×36mm(ライカ)判。カメラ年鑑1958年版には「国産では最初のスプリングモーターによる連続速写可能のカメラ」と紹介されている。 オートテラI(1954年昭和29年)または1955年昭和30年4月発売) - 巻き上げノブスプリング一杯巻いておくと3秒間に7連続撮影可能だがシャッターセットは別途行なう必要があるカメラ前面シャッターボタンがあり、その上にある大きなボタンを押すとフィルム巻き上げが行なわれる。前が下に倒れ形式スプリングカメラレンズは3群5プロバー44mmF2.8、二眼式連動距離計最短撮影距離80cm。ファインダーは逆ガリレオ式透視シャッターはセイコーシャラピッド。二重撮影防止装置備えるが多重露出も可能。少数販売留まり珍品である。 オートテラII1956年昭和31年)末または1957年昭和32年発売) - スプリング一杯に巻くと12または20連続撮影が可能。スプリングカメラではない固定鏡胴となったレンズは3群5プロバー44mmF2.8でファインダーに組込まれている距離計連動するファインダーパララックス自動補正する等倍アルバダになったシャッターはセイコーシャMXフィルム巻き上げ同時にシャッター自動チャージされるようにはなったフィルム巻き上げる力がかかりっぱなしであるためトラブル多かったシャッターボタンカメラ前面の上ボタンになり、下のボタンがあった場所は二重露出防止多重露出切り替え装置配置された。第1回グッドデザイン賞受賞オートテラIIB(1957年昭和32年10月発売) - オートテラIIからパララックス自動補正機構省略したもの。スプリング一杯に巻くと12連続撮影が可能。シャッター下部のつまみをDにあわせる多重露光が可能。 オートテラIIL1958年昭和33年発売) - オートテラIIBに単独露出計組込みレンズをプロバー45mmF1.9に変更したもの。 オートテラスーパー(1959年昭和34年発売) - 標準レンズはプロバー45mmF2.8とズノー光学工業ズノー45mmF1.8が用意された。セレン光式露出計内蔵したモデル作られた。グリップ型の補助スプリング使用する20連続撮影が可能。ワイドテレコンバージョンレンズオプションとして発売されていた。シャッターコパル製SVL。オートテラ最終型となった

※この「オートテラシリーズ」の解説は、「寺岡精工所のカメラ製品一覧」の解説の一部です。
「オートテラシリーズ」を含む「寺岡精工所のカメラ製品一覧」の記事については、「寺岡精工所のカメラ製品一覧」の概要を参照ください。

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