オートデスク社ほか
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 22:40 UTC 版)
「ジョン・T・ドレーパー」の記事における「オートデスク社ほか」の解説
ドレーパーは1986年にオートデスク社に入社し、共同創業者のジョン・ウォーカー(英語版)から直接依頼されてビデオドライバの設計を行った。1987年、ドレーパーは、ベイエリア高速交通鉄道の乗車券を偽造しようとした罪で起訴された。1988年には、より軽い軽犯罪容疑で訴追され、ディバージョン・プログラム(英語版)を受けた。起訴されている間もオートデスク社に籍は残っていたが、これ以降、オートデスク社で働くことはなかった。オートデスク社は1989年にドレーパーを解雇した。 1999年から2004年までドレーパーは、コンピュータセキュリティ会社・ShopIP社の最高技術責任者(CTO)の職に就いていた。この会社で彼は、OpenBSDで動作するファイアウォールデバイスであるCrunchbox GEを設計した。ウォズニアックからの推薦や、メディアでの宣伝にもかかわらず、この製品は商業的な成功を収めることができなかった。 2007年には、メディア配信ツールを開発するソフトウェア会社・En2goのCTOに就任した。同社はそれまでMedusa Style Corp.という名前だった。ドレーパーの同社への関与がいつ終了したのかは不明だが、米国証券取引委員会への提出書類には、2009年夏に同社の役員数名(ウォズニアックを含む)が辞任したことが記録されている。En2Go社が商業的な成功を収めることはなかった。
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