オリエンタル・バンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/04 04:41 UTC 版)
オリエンタル・バンクは、19世紀のイギリス領インド帝国にあった植民地銀行である。香港で最初の銀行であり、同時に、その香港で初めて紙幣を発行した銀行でもある。1893年恐慌で倒産するまで、日本国債の発行を積極的に引き受けた。
- ^ 中国では東藩滙理銀行と書かれた。
- ^ 1864年8月開店。資本金126万ポンド、準備金25万2000ポンド
- ^ 昭和18年4月作成。3コマ目。アジア歴史資料センターから閲覧可能
- ^ パリのエルランジェ商会が引き受けてシュローダー商会を窓口に公募した。エルランジェ商会はそれまでにアメリカ連合国のコットン・ボンドを引受けた後、ロンドンにやってきてチュニスやギリシャなどの国債を引受けていた。レイ借款のあとは、1875年に4.5%利付きスウェーデン国債2700万マルクを引受けた。
- ^ "Loan" という文言は私募債以外に公債をも指した。
- ^ オリエンタル・バンク自らは洋銀券を発行しなかったので、他の外銀と違い政府は信頼していた。
- 1 オリエンタル・バンクとは
- 2 オリエンタル・バンクの概要
- 3 参考文献
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