オトガイ三角筋とは? わかりやすく解説

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おとがい‐さんかくきん〔おとがひ‐〕【×頤三角筋】

読み方:おとがいさんかくきん

《「オトガイ三角筋」と書く》⇒口角下制筋


口角下制筋

(オトガイ三角筋 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 16:30 UTC 版)

口角下制筋(こうかくかせいきん、英語: depressor anguli oris muscle)は人間の頭部の浅頭筋のうち、口唇周囲にかけての口筋のなかで上唇と口角を下方にひく筋肉で、表情筋の一つ。筋肉の一方が皮膚で終わっている皮筋である。別名、オトガイ三角筋(triangularis muscle)。顔面神経頬筋枝により支配される[1]。人間において、口角下制筋の起始は下顎骨下縁と広頚筋であり、モダイオラスに停止する[2][3]。胎生27週でも口角下制筋が認められると報告されている[4]


  1. ^ 高橋宏明「臨床に役立つ局所解剖 顔面神経と顔面表情筋」(PDF)『日本耳鼻咽喉科学会会報』第95巻第7号、日本耳鼻咽喉科学会、1992年7月、1100-1103頁、doi:10.3950/jibiinkoka.95.1100ISSN 0030-6622JOI:JST.Journalarchive/jibiinkoka1947/95.11002011年11月3日閲覧 
  2. ^ 宮尾直文「日本人口筋の解剖学的研究口角下制筋, 下唇下制筋, オトガイ筋, 口輪筋の起始について」『歯科学報』第72巻第12号、東京歯科大学学会、1972年12月、1927-1950頁、ISSN 0037-3710 
  3. ^ 権田悦通、羽生哲也、藤井弘之、藤井輝久、柳生嘉博 著「4章 総義歯補綴治療に必要な形態的事項」、権田悦通 編『最新総義歯補綴学』(第2版)医歯薬出版、1999年3月20日、40-41頁。ISBN 4-263-45428-6 
  4. ^ 島田茂孝、後藤昇、島田和幸、保阪善昭「ヒト胎児の顔面表情筋と顔面神経分布について」(PDF)『昭和医学会雑誌』第61巻第3号、昭和大学・昭和医学会、2001年6月、322-332頁、ISSN 0037-4342JOI:JST.Journalarchive/jsma1939/61.3222011年11月3日閲覧 


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