広頚筋とは? わかりやすく解説

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こうけい‐きん〔クワウケイ‐〕【広×頸筋】

読み方:こうけいきん

前頸部にある薄い膜状筋肉下顎骨(かがくこつ)の下縁から上胸部まで広がる頸部鎖骨周辺皮膚上方引き上げ下唇口角を動かす。


広頚筋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/15 05:47 UTC 版)

広頚筋
分類
所在分類: 皮筋
支配神経: 顔面神経 頚枝
部位
体幹筋
頚部の筋
後頚筋
浅頚筋
皮下頚筋
ラテン名
platysma
英名
platysma

広頚筋(こうけいきん、: platysma muscle)は頸部にある筋肉の一つ[1]

概要

下顎骨の下縁から、上胸部にわたる頚部の広い範囲の皮筋であることから名づけられた。の表面に皺を関連する筋膜を緊張させ、口角を下方に引く働きを持つ。

広頚筋は、胸筋筋膜を起始とし、下顎骨下縁に停止する[2]。文献によっては咬筋筋膜、笑筋口角下制筋下唇下制筋にも停止するとするものもある。

支配する運動神経顔面神経頚枝である。

脚注

出典

  1. ^ "広頸筋は,頚部の浅頚筋膜内にある,幅が広く薄い筋である。" Drake 2011, p. 862 より引用。
  2. ^ "日本やドイツでは一般に,下顎下縁を起始,胸部上部の皮膚を停止とする。" Drake 2011, p. 862 より引用。

参考文献

  • Drake, Richard (2011). グレイ解剖学 (原著第2版 ed.). エルゼビア・ジャパン. ISBN 978-4860347734 

関連項目

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