大頬骨筋とは? わかりやすく解説

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だい‐きょうこつきん〔‐ケフコツキン〕【大頰骨筋】

読み方:だいきょうこつきん

表情筋一つ。頰骨から起こり口角皮膚につく。口角を上外側引き上げ働きをする。


大頬骨筋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/20 13:57 UTC 版)

大頬骨筋
頭頸部の筋肉。濃い赤色のところが大頬骨筋
大頬骨筋(赤色)
ラテン語 musculus zygomaticus major
英語 Zygomatic major
グレイの解剖学 書籍中の説明(英語)
頬骨前面
顔面神経頬筋枝
作用 口角を上方および側方に引く
アナトモグラフィー 三次元CG
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大頬骨筋(だいきょうこつきん、: zygomaticus major muscle)は上側部の頬骨から口角皮膚へ走行し、口角を上外側に引き上げる働きをする、顔面筋の一種である[1][2]

概要

大頬骨筋は頬骨外側面の後部から起始し、口角の皮膚に停止する(皮筋[1]。口角ではモダイオラスを形成する[3]。口角を引き上げ外側へ引っぱる働きがあり、笑顔をつくる際に機能する(表情筋[2]部位では眼窩下部→頬頬下顎部→口唇口角と走行している[4]

画像

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b "大頬骨筋は ... 頬骨外側面の後部から起こって下方に向かう。口輪筋に合流したあと,口角の皮膚に停止する。" Drake 2011, p. 861 より引用。
  2. ^ a b "口裂より上方の筋 大頬骨筋 zygomaticus major muscle ... がある ... 大頬骨筋 ... は,笑顔をつくるときに働く ... 口角を引き上げ,外側へ引っぱる働きがある。" Drake 2011, p. 861 より引用。
  3. ^ "多層停止性 ... 大頬骨筋が口角結節(modiolus)を形成しつつその浅層分枝が笑筋を代役して zygomaticus-risorius を形成する" p.16 より引用。柏谷. (2013). 顔面の層構造 ―表情筋骨格と脂肪コンパートメント―. 臨床解剖研究会記録 No. 14.
  4. ^ "The buccal region ... The SMAS envelopes the zygomaticus major and minor muscles ... The infraorbital region ... The SOOF, which covers the zygomaticus major" Pilsl 2012, pp. 8–9 より引用

参考文献

関連項目




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