オキナエビスガイ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/15 08:02 UTC 版)
オキナエビスガイ科(オキナエビスガイか、Pleurotomariidae)は海洋に生息する腹足綱古腹足目の巻貝である[1]。本科の貝を総称して単にオキナエビスと呼ぶ場合もある。非常に古い系統であり、地質時代の中で非常に繁栄した時期もあった。現在では深海に多くの種が生息している。かつては化石のみが知られていたが、生きた個体が1856年にカリブ海から発見された[2]。現生種も化石に見られる原始形質を残しており、生きている化石の一つとされる。
- ^ Bouchet P, Rocroi J-P (2005). “Classification and nomenclator of gastropod families”. Malacologia: International Journal of Malacology 47 (1-2): 1-397. ConchBooks: Hackenheim, Germany. ISBN 3-925919-72-4
- ^ 相模湾産貝類によれば1855年。
- ^ a b Harasewych MG (2002). “Pleurotomarioidean gastropods.”. Adv Mar Biol 42: 237-94. PMID 12094724
- ^ 東京海洋大学の展示解説では 100-500m
- ^ 世界海産貝類大図鑑はこちらの分類を採用している。
- ^ 世界海産貝類大図鑑に基づく。
- ^ バーミューダ産アダンソンオキナエビスガイの新亜種 A New Subspecies of Adanson's Slit Shell from Bermuda - CiNii
- ^ 貴重な貝「マコトノオキナエビス」を日本初公開! - 鳥羽水族館最新情報 NEWS! 2006年11月1日(水)
- ^ Perotrochus deforgesi サンゴカイオキナエビス - 微小貝データベース(関西学院大学)
- ^ Pleurotomaria caledonicus ニューカレドニアオキナエビス - 微小貝データベース(関西学院大学)
- ^ Perotrochus vicdani ナンバンオキナエビス(フィリピンオキナエビス) - 微小貝データベース(関西学院大学)
- ^ Perotrochus gotoi ゴトウオキナエビス 後藤翁戎 - 微小貝データベース(関西学院大学)
- ^ Pleurotomaria westralis ミナミノオキナエビス - 微小貝データベース(関西学院大学)
- ^ 日本初! ゴコウノオキナエビス(貝殻標本)を展示 - 鳥羽水族館最新情報 NEWS! 2007年9月27日(木)
- ^ 相模湾産貝類では 90-250m。
- ^ Pleurotomaria anseeuwi アンシュウオキナエビス - 微小貝データベース(関西学院大学)
- 1 オキナエビスガイ科とは
- 2 オキナエビスガイ科の概要
- 3 参考文献
固有名詞の分類
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