オキサンドリンとは? わかりやすく解説

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オキサンドリン

分子式C37H38N2O7
その他の名称(1'α)-7-O-Demethyl-15'-oxorodiasine、オキサンドリン、Oxandrine
体系名:(1'α)-7-O-デメチル-15'-オキソロジアシン


オキサンドロロン

(オキサンドリン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/14 12:37 UTC 版)

オキサンドロロン
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
販売名 Oxandrin, Anavar, その他
Drugs.com monograph
MedlinePlus a604024
胎児危険度分類
  • X
法的規制
薬物動態データ
生物学的利用能 97%[1]
血漿タンパク結合 94–97%[1]
代謝 腎臓(主に), 肝臓[2][1]
半減期 成人: 9.4 - 10.4 時間[1][3]
高齢者: 13.3 時間[3]
排泄 尿: 28% (変化なし)[3]
便: 3%[3]
データベースID
別名 Var; CB-8075; NSC-67068; SC-11585; Protivar; 17α-Methyl-2-oxa-4,5α-dihydrotestosterone; 17α-Methyl-2-oxa-DHT; 17α-Methyl-2-oxa-5α-androstan-17β-ol-3-one
化学的データ
化学式
C19H30O3
分子量 306.45 g·mol−1
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オキサンドロロン(Oxandrolone)は、オキサンドリン(Oxandrin)などの商品名で販売されているアンドロゲンアナボリックステロイド(AAS)で製造されている医薬品である[4]。体重が減少中の人に体重増加英語版を促進させるために用いられたり、長期間の副腎皮質ホルモンによるタンパク質分解を妨ぐために用いられたり、骨粗鬆症による骨の痛み英語版に用いられたりする[5]。投与法は経口である[4]

一般的な副作用には、肝臓の問題と脂質異常がなどがあげられる[4]。この他の副作用には、心不全、濫用、ニキビ多毛症変声などがあげられる[4]。妊娠中の人への使用は胎児に悪影響を与える場合がある[4]。オキサンドロロンは、テストステロン生物学的標的であり、アンドロゲン受容体(AR)を活性化させる[6]アンドロゲンよりもアナボリックに影響する[4]

オキサンドロロンは、1964年に米国で医薬品としての使用が許可された[4]。英国の医療機関では入手できない[6]。2020年の米国での価格は1錠10mgが60錠で284米ドルである[7]体形や運動能力の向上英語版に使用することは不適切である。多くの国では、規制物質英語版に指定されており医薬品外の使用は違法である[8][9][10]

出典

  1. ^ a b c d Ashraf Mozayani; Lionel Raymon (15 October 2003). Handbook of Drug Interactions: A Clinical and Forensic Guide. Springer Science & Business Media. pp. 513–. ISBN 978-1-59259-654-6. オリジナルの15 December 2019時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20191215205341/https://books.google.com/books?id=dwMyBwAAQBAJ&pg=PA513 2017年11月6日閲覧。 
  2. ^ R.A.S Hemat (2 March 2003). Andropathy. Urotext. pp. 108–. ISBN 978-1-903737-08-8. オリジナルの2021-07-25時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210725052737/https://books.google.com/books?id=hfwlDwAAQBAJ&pg=PA108 2017年11月6日閲覧。 
  3. ^ a b c d “Oxandrolone treatment in adults with severe thermal injury”. Pharmacotherapy 29 (2): 213–26. (February 2009). doi:10.1592/phco.29.2.213. hdl:2027.42/90285. PMID 19170590. オリジナルの2021-08-29時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210829154949/https://deepblue.lib.umich.edu/bitstream/handle/2027.42/90285/phco.29.2.213.pdf;jsessionid=68C90400BA126B1D3CEC13F2A0CC3D62?sequence=1 2019年8月30日閲覧。. 
  4. ^ a b c d e f g Oxandrolone Monograph for Professionals” (英語). Drugs.com. 2021年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月14日閲覧。
  5. ^ “The efficacy and safety of oxandrolone treatment for patients with severe burns: A systematic review and meta-analysis”. Burns 42 (4): 717–27. (June 2016). doi:10.1016/j.burns.2015.08.023. PMID 26454425. 
  6. ^ a b “Pharmacology of anabolic steroids”. British Journal of Pharmacology 154 (3): 502–21. (June 2008). doi:10.1038/bjp.2008.165. PMC 2439524. PMID 18500378. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2439524/. 
  7. ^ Oxandrolone Prices, Coupons & Savings Tips” (英語). GoodRx. 2016年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月14日閲覧。
  8. ^ Controlled Substances Act”. United States Food and Drug Administration (2009年6月11日). 2017年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月17日閲覧。
  9. ^ Branch. “Consolidated federal laws of Canada, Controlled Drugs and Substances Act”. laws-lois.justice.gc.ca. 2017年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月14日閲覧。
  10. ^ List of most commonly encountered drugs currently controlled under the misuse of drugs legislation - GOV.UK”. www.gov.uk. 2019年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月14日閲覧。


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