エンバーミング (漫画)とは? わかりやすく解説

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エンバーミング (漫画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/25 23:09 UTC 版)

エンバーミング』は、和月伸宏による青年向け少年漫画


注釈

  1. ^ これは映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のオマージュで、同作で時間旅行に必要とされる電力。「ジゴワット」表記も同作からとられたもので、本来は「ギガワット」が正しい。詳しくは該当項目を参照。
  2. ^ 「あまりに大量の血液を放出すると身体機能が低下し、一時的に茨の十字も使用出来なくなる」という弱点があるが、自分以外の血液を取り込んで即応することが可能。
  3. ^ トート=シャッテン」という名は、彼が座っていた墓に刻まれた名前からポーラールートの墓守が便宜上つけた名前で、正確な年齢と本名は不明。この頃から既に禁書を持ち、卓越した創造技術を身に着けていた。
  4. ^ その異常性は「人間に生まれてはならなかった何か」とまで言われており、技術者として認められて以降も、他者の言動の裏を深読みして「他人をまったく信じられない」有様だった。人造人間となってからはこれに拍車が掛かり、「人間の感情がとんと分からない」と公言している。
  5. ^ Dr.リヒターが10年前、永遠の命の法を研究する際の副産物として発見した。
  6. ^ 生前に「自分の顔と体は嫌い」とさえ語っており、人造人間化の施術の際には自身の脳のみを顔立ちの整った男性の死体へ移植する様に要求するなど、コンプレックスには尋常ならざるものがあった。彼の死体愛好の根幹をDr.リヒターは「“自分が嫌い”が捻じれて“人間が嫌い”、“人間が嫌い”が裏返って“死体が好き”」であると解析している。
  7. ^ 行動する際は他者の小脳だけを借りて外部の刺激に対して無意識に反応する。また、この際は一瞬の思考も介さないため、反応速度が驚異的に速い。
  8. ^ 対象を細かく噛み砕く線虫群、人を容易く飲み込む大回虫、建造物をも遥かに上回る大きさの巨回虫など、様々な種類がいる。
  9. ^ 本人曰く「そもそも決まった形が無い」とのことで、筋繊維を多数の触手状にして連撃を繰り出すことを得意技とする。
  10. ^ 開戦前にウォーミングアップとして自ら全滅させたドラゴン型人造人間の血液をジョンに吸収されたことが仇になった。
  11. ^ 監視カメラのように自身から離して配置し遠隔操作する、映像や音声を記録し投影・再生する、通信装置の代わりとするなど多彩に活用が可能。
  12. ^ コフィン家はポーラールートでは優れた人造人間の素体を輩出してきた「血統書付きの家系」であり、「人造人間の創造にその身を捧げること」自体にはポーラールートの住民として、なんら恐怖を抱いていなかった。
  13. ^ 素材調達及び創造に関わっていたピーベリーがポーラールートを追放されたことで彼女が関連していた研究も凍結となったため、人造人間となってからは未起動状態となっていた。
  14. ^ この記憶操作によって「自分に自信が持てず人一倍寂しがり屋=承認願望が強い」という基の性格が「(偽の記憶内では)自分は長きに亘り実力を認められてきた=ゆえに確固たる自信を持ち勇猛果敢」へと意図的に改変されている。
  15. ^ 中枢眼の眼球内に充填したガルバーニ電流を水晶体によって線状に収束・放射することで相手を射抜くレーザー兵器。視線自体が射線となる為ほぼ100%の命中率を誇り、その速度はエルムの皮膚の自動防御反応を上回り、ジョンの『茨の十字』をも容易く穿つ威力を持つ。一射で眼球が蒸発してしまうため、次射のためには事前に生成した眼球を額の眼窩へ再装填する必要があり、「光速視線の使用時は、瞳球形感覚端末の遠隔操作を行えない」、「発射の際は標的を視認しなければならない」といった欠点も存在する。
  16. ^ 今まで頑なに信じてきたものが破壊され慟哭するが、「偽の記憶でも幸せを感じていた」と涙ながらに叫び、ジョンのことも光彩点滅催眠で自分同様に「(記憶・人格を)壊そう」としたが、元から記憶と人格が壊れ、「以前の記憶・人格」への未練を持たないジョンには全く通じなかった。
  17. ^ 人造人間創造において死体は可能な限り新鮮でプレーンな方が望ましいとされており、人造人間からの再創造では永遠の命を施すのに失敗する可能性が高いと踏んだため。
  18. ^ 一人称等から『DEAD BODY and BRIDE』のエピローグまでリトル・ロゼが女性と気付かなかった読者も多く、作者も言及している。
  19. ^ 初期は「稲の兄弟」と表記されていた。

出典

  1. ^ 『武装錬金』10巻 P.179 - 180 和月伸宏「ライナーノート」
  2. ^ 『エンバーミング -THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN- 4巻』P.144 EMBALMING「ライナーノート」
  3. ^ a b c d e 【漫画】『るろうに剣心』和月伸宏が描くダークファンタジー!人造人間専門の殺し屋が受けた依頼とは──?『エンバーミング』前編【ジャンプ/ボイスコミック】 - YouTube


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