エンシェント・ドラゴン 古巨人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 07:37 UTC 版)
「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」の記事における「エンシェント・ドラゴン 古巨人」の解説
ドラゴン 亜種を除けば、非常に珍しい存在で主物質界最強の生物。エルフに使役されているが、知能含め全ての能力面で優れた人間の魔法戦士を上回る存在(魔戦将軍クラスでも逃走するしかなかった)で、多くのブレス攻撃の他、竜語魔術(ドラゴン・ロア)と呼ばれる独自の魔法すら使いこなす。ここまでの説明は、大破壊後に十賢者によって創られた生物としてのドラゴンである。 それらとは別に「古竜族(上位竜族=エルダードラゴン)」と呼ばれる、高次元空間に棲む霊的な存在のドラゴンがおり(上述の竜のモチーフとなった神話上の「本当の」ドラゴン)、彼らは現在天使と悪魔の最終戦争に置ける推移を静観している。古巨人族と同じく、天使からは神への反逆を謀る存在と注視されており、神の軍勢へ抗いうる力を持つ数少ない種となっている。 なお、天使がラーズを見た際に「竜族」と呼び、アビゲイルは「竜の因子」について指摘しているが、これは単純にドラゴンの遺伝子を示しているのではなく、竜戦士にも関わる「霊的資質」そのものを指す要素であると作者は回答している。 また、ガラが搭乗していたワイバーン(翼竜)は、竜族とはまったく異なる亜種である。 古巨人族(エンシェント・ジャイアント) 古竜族と並ぶ主物質界最強の存在で、天使達が危険視する種族。「上位巨人族」とも呼ばれ、厳密には人や普通の巨人族(汎巨人族)よりも神に近く、世俗から離れた山奥に住み、高次元構造体である「神域」の扉を守護する存在である。汎巨人族は十賢者が使役していた竜と同じく、大破壊後に神話上の存在であった古巨人族をモチーフに創造したものである。 アストラルとマテリアル(物質)の中間の肉体、高度な知能と独自の言語、恐るべき威力の魔法や「竜族と人族の魔法に対して無効」という相克を持つが、科学によって起こされた物理現象を防ぐことは適わず、「神域」の扉を守護する古巨人族の1人は、カルの機転で氷漬けにされた。
※この「エンシェント・ドラゴン 古巨人」の解説は、「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」の解説の一部です。
「エンシェント・ドラゴン 古巨人」を含む「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」の記事については、「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」の概要を参照ください。
- エンシェント・ドラゴン 古巨人のページへのリンク