エレガンスピンク【エレガンスピンク】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9369号 |
登録年月日 | 2001年 10月 12日 | |
農林水産植物の種類 | クルクマ | |
登録品種の名称及びその読み | エレガンスピンク よみ:エレガンスピンク | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 10月 13日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社ミヨシ | |
品種登録者の住所 | 東京都世田谷区八幡山2丁目1番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 上門敏也、波多野洋三、磯部邦男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Curucuma alismatifolia(ピンク種)の変異個体であり、花は上部ほう葉が大きくピンク白の地色に濃紫ピンク色の爪斑が入る観賞用の品種である。草型は中間、草丈及び株幅は中である。根茎の形はⅠ型、貯蔵根(水球)の有無は有、根茎の大きさ及び形成数は中、色は褐である。立茎数は7以上、茎の太さは中、長さは長、色は濃緑である。葉の形は中間、幅はやや狭、長さはやや長、厚さ及び葉鞘の長さは中、葉の表面のアントシアニンの発現は無、葉柄の長さは短である。花序の形はⅠ型、花径の抽出方向は直立、花茎の先端の位置は上部、抽出数は3~4、小花の露出の有無は無、花序の幅はやや広、長さは中、ほう葉の枚数は少、着色程度は中である。上部ほう葉の形は楕円形、先端の形は鋭形、横断面の形は平型、縦断面の形は内に反る、下部ほう葉の形及び先端の形は円形、横断面の形はU型、縦断面の形はやや外へ反る。上部ほう葉の幅は広、長さは長、下部ほう葉の幅はやや広、長さはやや短、上部ほう葉の表面の地色はピンク白(JHS カラーチャート9201)、斑の模様は爪斑、斑の色は濃紫ピンク(同9713)、下部ほう葉の表面の地色は濃黄緑(同3307)、斑は無である。小花の長さ及び横径は中、縦径はやや大、色は黄白(同3301)、唇弁の色は濃紫(同8608)、形は丸型、花弁数は6~7である。小花数は3以上、花の香りは無、開花期は中である。「シャロームピンク」と比較して、葉の表面のアントシアニンの発現が無いこと、上部ほう葉の表面の地色がピンク白であること等で、「ポトワ」と比較して、上部ほう葉の幅が広いこと、長さが長いこと、上部ほう葉の表面の地色がピンク白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者の委託ほ場(千葉県旭市)において、C.alismatifolia(ピンク種)の変異個体を発見、以後、出願者の農場(茨城県つくば市)において、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「SP8」であった。 |
- エレガンスピンクのページへのリンク