エリック・ミヤシロとは? わかりやすく解説

エリック・ミヤシロ

(エリック宮城 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/06 02:35 UTC 版)

エリック・ミヤシロ
生誕 (1963-07-13) 1963年7月13日(60歳)
出身地 アメリカ合衆国ハワイ州
学歴 バークリー音楽大学
ジャンル ジャズ
職業
担当楽器
活動期間 1982年 -
公式サイト official website
著名使用楽器
  • トランペット 本体:YAMAHA YTR-8340EM(エリック・ミヤシロモデル)マウスピース:GR エリック・ミヤシロモデル
  • フリューゲルホルン 本体:YAMAHA YFH-6310Z マウスピース:GR エリック・ミヤシロモデル

エリック・ミヤシロエリック宮城とも、英語: Eric Miyashiro1963年7月13日 - )は、アメリカ合衆国ハワイ州生まれのトランペットフリューゲルホルン)奏者。日系三世。ハイノート・ヒッター(非常に高い音域を正確に演奏すること)としても知られている。

昭和音楽大学ポピュラー音楽コーストランペット講師であり国立音楽大学洗足学園音楽大学大阪芸術大学においていずれも客員教授。

来歴

ハワイ州ホノルルにて生まれる。日本語は英語の次の母国語として流暢に使いこなす。オーケストラやコンチェルトで活動、高校3年生の時に、全米高校オールスターバンドのハワイ代表としてカーネギーホールにてメイナード・ファーガソンと共演をする。高校卒業後バークリー音楽大学に奨学金 (Maynard Ferguson Scholarship) で招かれ入学、在学中からボストン市内のスタジオ仕事等を教員らと活動するなど、スタジオ・ミュージシャンとして活動を始める。

日本での活動

1989年に来日しサウンドトラックポップ・ミュージックの録音などスタジオ・ミュージシャンとしての活動を展開する一方で1995年には日本の一流演奏家を集め自らのビッグバンド「EMバンド」を結成。日本中で演奏会を開催し、2000年には1stアルバム「Kick Up」をリリースした。2013年には「Blue Note Tokyo All Star Jazz Orchestra」のリーダー兼音楽監督として活動を始めるなど精力的活動を行い現在に至る[1][2]

また、ヤマハでは彼をモデルにしたトランペット「YTR-8340EM」が販売されており、エリック本人曰く「市場には絶対にない方向性を持った楽器に仕上がった」と大変な自信を持っている。

EMバンド

EMバンド(またはEMビッグバンド)は、エリック・ミヤシロをリーダーとするビッグバンド。1995年結成。メンバー全員が自身をリーダーとするバンドを持つなど、実力者が集まったビッグバンドとなっている。

メンバー

ディスコグラフィ

  • KICK UP(2000年)
  • CITY OF BRASS(2003年)
  • TIMES SQUARE(2006年)
  • PLEIADES(2008年)
  • Skydance(2010年)

アルバム参加作品

著作

  • 『エリック・ミヤシロがガイドする管楽器奏者のための楽器スーパー上達術』エリック・ミヤシロ: 解説、佐伯茂樹: 編集(音楽之友社 2017.5)

脚注

注釈

出典

  1. ^ エリック・ミヤシロ| 指導陣紹介 | 洗足学園音楽大学”. 2021年10月31日閲覧。
  2. ^ Eric Miyashiro”. 1soweb.com. 2021年10月31日閲覧。
  3. ^ 名字が難読なため、一時ひらがな表記の「つづらのあつし」(一部アルバムでは「つづらの敦司」もあり)にしていたこともある。

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