劇伴制作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 15:48 UTC 版)
「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」の記事における「劇伴制作」の解説
ほとんどの谷口作品で音楽を担当してきた中川幸太郎は本作でも音楽を担当しており、自身をして「最高傑作」と言わしめた。話の流れになっている注文に応じる一方、「今までと違うものを作りたいのかな」と感じた中川は、「とにかくツカミがある曲を作ろう」とイントロが長めの曲を多く作ったが、警察ものということはあまり意識せず、チームプレーみたいなものを最初のイメージに置いたという。 最初のキービジュアルに『踊る大捜査線』のような熱いやり取りを感じ、メインテーマのつもりでPV用の音楽を作ったが、感想は振るわなかったうえに「メインテーマとしてはもっと明るくてスポーツ的で、メジャーな感じにするように」と改めて依頼され、なかなかできずに後回しにして他の曲を作っていく中、今のメインテーマに辿り着いた。先にPV用を作って感想を聞けたのはありがたかったそうで、「もしあのまま一気に作っていたら、全体的に重苦しい感じになっていた」という。 オーケストラだけでなくデジタル音も使って作った軽やかな楽曲を「戦隊シリーズみたい」と意見されたこともあったが、同シリーズでは連綿と続くフォーマットの流れに乗って作るため、「好き勝手に作った本作の楽曲は本作用だ」と思っている。レコーディングミュージシャンは、トランペットにエリック・ミヤシロ、サックスに本田雅人、トロンボーンに中川英二郎を揃えたが、40曲ぐらい作る中で「自分1人でやっていると偏っているんじゃないか」と心配になり、彼ら以外にも色んなミュージシャンに参加してもらったほか、編成的にも普通なら頼めないようなホールで録音するなど、なかなか試せないことができたので、「前からやりたかったことをほとんどやってしまった」という。
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