リード (楽器)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/05 13:55 UTC 版)
リード は、楽器に用いられる薄片をいい、振動して音源となる。簧(した)ともいう。語源は、葦(reed)であり、今日の木管楽器のリードはその一種であるArundo donax、和名ダンチク(暖竹、葮竹、葦竹(よしたけ))製であることが多い。フリーリード(後述)は金属やプラスチックで作られることが多い。また、薄片を用いない空気の渦流や、唇の振動を用いる振動気柱もリードと称することがある。
- 1 リード (楽器)とは
- 2 リード (楽器)の概要
- 3 リードの種類
- 4 主なリードの製造会社
エアリード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/06 01:55 UTC 版)
ノンリード、無簧(むこう)とも呼ばれる。薄片を用いず、空気を絞りビーム状にしてエッジに当て振動させる。リコーダーやオカリナのように歌口からエッジ部分までが整形されている(「ウィンドウェイ」を持つ)もの、フルートや尺八、篠笛、龍笛などのように奏者の口許の形状(アンブシュア)でビームを作るものがある。後者は単に音を出すだけでも熟練を要するのが欠点だが、ビームの形状、角度に対して奏者がコントロールできる幅が広いため、前者のタイプより音量・音色・音高・音域の幅が広い。コンサートホール・劇場・屋外向きの楽器と言える。一方、前者のタイプは初心者でも容易に音が出せ、素朴で暖かい音色を持つため、手軽に始められ合奏が楽しめる楽器として魅力が見直されつつある。 また、シングルリード・ダブルリード・フリーリード楽器と比べて発音部の構造が単純なので、部品交換の必要が無く(または少なくて済む)、調整・手入れが簡単という利点もある。
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