ウエルネスとは? わかりやすく解説

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ウエルネス【wellness】

読み方:うえるねす

健康。積極的に心身健康維持増進図ろうとする生活態度行動


ウエルネス

行政入力情報

団体名 ウエルネス
所轄 岡山県
主たる事務所所在地 玉野市163番地2
従たる事務所所在地
代表者氏名 荒島 嘉彦
法人設立認証年月日 2003/12/19 
定款記載され目的
この法人は、地域社会地域社会生活する人々支援する事業行い、そして各種ネットワーク構築しながら、社会全体利益増進寄与することを目的とする。 
活動分野
保健・医療福祉     社会教育     まちづくり    
観光     農山漁村中山間地域     学術・文化芸術スポーツ    
環境保全     災害救援     地域安全    
人権・平和     国際協力     男女共同参画社会    
子どもの健全育成     情報化社会     科学技術振興    
経済活動活性化     職業能力雇用機会     消費者保護    
連絡助言援助     条例指定    
認定
認定・仮認定
認定   認定   旧制度国税庁)による認定   認定更新中  
PST基準
相対値基準     絶対値基準     条例指定()    
認定開始日:       認定満了日:       認定取消日:   
認定年月日:    認定満了日:    認定取消日:   
閲覧書類
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解散理由  

ウエルネス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/19 21:43 UTC 版)

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ウエルネス (Wellness) とは、世界保健機関 (WHO) が国際的に提示した、「健康」の定義をより踏み込んで、そして広範囲な視点から見た健康観を意味する。1961年に、アメリカ医学者、ハルバート・ダンによって提唱され、ウエルネスの用語が作られた。より平易な言葉で言うならば、生活科学として、運動を適宜日常生活に取り入れながら、健康的に日々の暮らしを送ろうと言う主旨で提唱された概念である。

また、日本ウエルネス協会では、 ひとづくり、まちづくり、ものづくり、ネットワークづくり、ふれあいづくりを目指して地域連携事業を総合的に行っている。公益財団法人健康・体力づくり事業財団を経由した、厚生労働省の補助事業である。NPO法人・ジャパンウエルネスは、がん患者との関りを中心に活動を行っている。

2004年に設立された日本ウエルネス学会では、ウエルネスに関心をもつ研究者や実践者が集まり、ウエルネスに関する様々な問題を学際的に研究し、研究成果の普及と実践を目的として、学会誌の発行と学会大会の開催を中心にした活動を行っている。

国立大学法人琉球大学では、学内共同利用施設にウェルネス研究分野を開設している(2018年度より国際地域創造学部ウェルネス研究分野)。リゾートホテルや健康関連企業、自治体とウェルネス、ウェルネスツーリズム開発の共同研究、受託研究、寄附講義など産官学連携プロジェクトとして多数実施している。[1]

近年のウェルネスの定義

医学者や健康、体力づくりの分野からのウェルネス研究や普及活動が主だったのに対し、ここ数年ではSPA(スパ)産業などの美容業界、飲食業界、観光業界をはじめあらゆる産業分野からの注目が高まってきている。 近年のウェルネスの定義には2015年にグローバルウェルネスインスティチュート (Global wellness Institute:GWI)が提唱する「身体的、精神的、そして社会的に健康で安心な状態」がある。 日本では琉球大学の荒川雅志教授が「身体の健康、精神の健康、環境の健康、社会的健康を基盤にして輝く人生(QOL)をデザインしていく、自己実現」として、 健康は基盤でありウェルネスは生き方という新しいウェルネスの定義を提唱している。[2]

ウェルネスとヘルス(健康)の違い

ウェルネスとは、「元気」や「爽快」を意味する英語「well」から成り、「病気」を意味する「illness」と対照的な言葉である。それでは病気ではない状態をウェルネスかといえば、ヘルス(健康)と表現してきたのが一般的である。ウェルネスとは、病気ではない状態であるヘルス(健康)を「基盤」として、その基盤をもとに豊かな人生、輝く人生を実現することが「ゴール」である。何かに没頭している、熱中している、生き甲斐を見つけているなど、目指す過程も活き活きと輝いていればウェルネスであることが新しいウェルネス観として提唱されている[3]

ウェルネス産業市場規模

ウェルネス産業はヘルスケア市場を包含し、2015年時点で3兆7,200億ドル(≒372兆円)と極めて巨大となっている[4]。ウェルネスという概念で考えると、健康・医療はもちろんのこと、衣・食・住といったライフスタイル産業、文化的活動、ウェルネスと環境など、あらゆる分野から参入可能なテーマとなる。ツーリズム業界でも、世界中の名だたるホテルチェーンがウェルネスを魅力的なキーワードとして新しいビジネスチャンスと捉え、ウェルネスを前面に打ち出したメニュー開発、サービスを提供しはじめている[5]

関連項目

外部リンク

参考文献

荒川雅志『ウェルネスツーリズム~サードプレイスへの旅~』フレグランスジャーナル社、2017年。ISBN 978-4-89-479291-3

注釈

  1. ^ ウェルネス研究分野について、琉球大学、2018年11月22日閲覧。
  2. ^ ウェルネスとは 琉球大学、2018年2月11日閲覧。
  3. ^ ウェルネスとヘルス(健康)の違い 琉球大学、2018年9月15日閲覧。
  4. ^ Global Wellness Institute(2016).
  5. ^ ウェルネス産業市場規模 琉球大学、2018年9月15日閲覧。

「ウエルネス」の例文・使い方・用例・文例

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