イピラ【イピラ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8340号 |
登録年月日 | 2000年 9月 5日 | |
農林水産植物の種類 | アルストロメリア | |
登録品種の名称及びその読み | イピラ よみ:イピラ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 9月 6日 | |
品種登録者の名称 | 片桐敏美、片桐ふじ子 | |
品種登録者の住所 | 長野県上伊那郡飯島町七久保4825、長野県上伊那郡飯島町七久保4825 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 片桐敏美、片桐ふじ子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有の品種名不詳の実生種に「ペリグリナ アルバ」を交配して育成されたものであり,花は側方外花被は紫ピンク色で中央部が鮮赤紫色,側方内花被は上部が濃紫ピンク色,中央部が明緑黄色,下部及び周辺部が淡紫ピンク色で全体に暗赤紫色の条線が入る切花及び花壇向きの品種である。草丈は中,茎の太さはかなり細,色は淡緑である。葉の全形は線状披針形,長さはかなり短,幅は中,表面の色は濃緑,光沢は中である。開花の方向は水平,散形花序の分枝数は中,花柄長は短,1分枝当たりの花数は中である。花の縦径は中,横径は短,花被片の展開度は中,側方及び中央外花被の全形は倒披針形,内面の花色の模様はⅦ型,内面のAゾーンの色は紫ピンク(JHS カラーチャート9203),Bゾーンの色は鮮赤紫(同9208),条線は有,数は少,大きさは中,分布は縁のみ,色は暗赤紫(同9510)である。側方内花被の全形は倒披針形,内面の花色の模様はⅧ型,内面のAゾーンの色は濃紫ピンク(同9512),Bゾーンの色は明緑黄(同2905),Cゾーンの色は淡紫ピンク(同9501),条線は有,数は多,大きさは中,分布は全体,色は暗赤紫(同9510)である。中央内花被の全形は倒披針形,内面の花色の模様はⅦ型,内面のAゾーンの色はピンク白(同9701),Bゾーンの色は鮮紫赤(同9208),条線は有,数は多,大きさは大,分布は上部,色は暗赤紫(同9510)である。花糸の主な色は淡紫ピンク(同9202),葯に対する柱頭の位置は葯より下位,花柱の主な色は淡紫ピンク(同9202)である。開花習性は一季咲,開花の早晩は晩である。「スタベック」と比較して,葉が短いこと,外花被内面に条線があること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和60年に育成者の温室(長野県上伊那郡飯島町)において,育成者所有の品種名不詳の実生種に「ペリグリナ アルバ」を交配し,61年にその実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「リボン」であった。 |
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