イギリスの貿易構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 08:00 UTC 版)
「近世から近代にかけての世界の一体化」の記事における「イギリスの貿易構造」の解説
17世紀から18世紀にかけてのイギリスの貿易構造は以下のとおりである。 貿易相手輸入品目(相手国→英国)輸出品目(英国→相手国)備考北ヨーロッパ 鉄・リンネル・鋼・木材・亜麻・帆布 銀・毛織物 - ドイツ・オランダ リンネル・紙・東インド商品 毛織物 - フランス ワイン・絹織物・リンネル・紙 金・銀・毛織物 - スペイン 羊毛・オリーブ油・石鹸・ワイン・銀 毛織物 - ポルトガル ワイン・オリーブ油・ブラジル銀 毛織物 - インド キャラコ・絹織物・香辛料・インディゴ 金・銀 - 北米(北部) 木材・魚・毛皮・ラム酒 毛織物・絹織物・リンネル・綿織物・金属製品 アフリカより黒人奴隷、西インドより砂糖 北米(南部) タバコ・米・インディゴ・綿花 毛織物・絹織物・リンネル・綿織物・金属製品 アフリカより黒人奴隷 西インド諸島 砂糖・綿花・インディゴ・コーヒー - アフリカより黒人奴隷 アフリカ 金・象牙・黒人奴隷 毛織物・日用品・火器 アメリカ大陸・西インドへ奴隷を輸出
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