イイズナとは? わかりやすく解説

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飯綱

読み方:イイズナ(iizuna), エズナ(ezuna)

イイズナイタチ別称
イタチ一種


イイズナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 01:53 UTC 版)

イイズナ(飯綱、学名:Mustela nivalis)は、食肉目イタチ科イタチ属に属する哺乳類。食肉目最小の種である。北米、北アフリカ、ユーラシア大陸中部から北部に広く分布し、日本では北海道青森県岩手県秋田県に分布する[1]。コエゾイタチとも呼ばれる[2]


補注

  1. ^ ただし仙北郡でも特に生保内村(オボナイむら)では「オコジョ」と称している[9]

出典

  1. ^ 米田政明 「イイズナ」『日本の哺乳類 改訂2版』自然環境研究センター編、東海大学出版会、2008年。ISBN 978-4486018025
  2. ^ 広辞苑 第4版』岩波書店、1991年。「いいずな」の項。
  3. ^ 今泉吉典監修(1991年)『世界の動物 分類と飼育 第2巻〔食肉目〕』財団法人東京動物園協会、ISBN 978-4886220615
  4. ^ 小原良孝「本邦産イタチ属食肉類2種 (ニホンイイズナ及びホンドオコジョ) の比較核型分析」『哺乳動物学雑誌』第9巻第2号、日本哺乳類学会、1982年、59-69頁、doi:10.11238/jmammsocjapan1952.9.59ISSN 0546-0670NAID 130001817812 
  5. ^ 小原良孝 (apr 1985). “イタチ属食肉類2種(ホンドオコジョMustela erminea Nippon及びニホンイイズナM. nivalis namiyei)の核学的関係 [英文短報]”. The Japanese journal of genetics (Genetics Society of Japan) 60 (2): 157-160. ISSN 0021-504X. NAID 220000140776. https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010842875. 
  6. ^ 淺川昭一郎『北のランドスケープ―保全と創造』環境コミュニケーションズ、2007年、35頁
  7. ^ イイズナ”. 国土交通省. 2023年8月18日閲覧。
  8. ^ 広辞苑 第4版』(1991年)、岩波書店「いづなつかい【飯綱使・飯縄遣】」の項
  9. ^ a b c 武藤鉄城「秋田郡邑魚譚」『アチックミユーゼアム彙報』第45巻、「仙北地方/生保内村」の部、41-42頁、1940年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1461537/189。"北秋田ではモウスケと称して狐より怖がられ、仙北地方ではイヅナと称し、それを使う巫女(エチコ)もある。学名コエゾイタチを、此の付近..〔生保内村〕では..オコジョと云ふ(田口耕之助氏)"。 
  10. ^ 知里真志保「アイヌ語獣名集」『北海道大學文學部紀要』第7巻、北海道大學文學部、1959年3月、150-121頁、ISSN 04376668NAID 110006662887 


「イイズナ」の続きの解説一覧

イイズナ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/02 11:08 UTC 版)

名詞

イイズナ飯綱

  1. ネコ目イタチ科イタチ属食肉類一種学名:Mustela nivalis。別名、こえぞいたち。毛は冬は全身白、夏は背中黒褐色で腹は白。

翻訳




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