アルバム「鉄歌: 鉄道会社の歌」収録作品
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キングレコードより2009年10月7日に発売されたCD「鉄歌: 鉄道会社の歌」に収録された鉄道会社の社歌。当初「社歌・応援歌集」なる仮の副題がついていた。収録17曲中5曲が社歌である。監修は弓狩匡純。 九州旅客鉄道(JR九州) - 「浪漫鉄道」(ハイ・ファイ・セット) 北海道旅客鉄道(JR北海道) - 北の大地(ダークダックス) 東海旅客鉄道(JR東海) - 東海旅客鉄道株式会社社歌(二期会)2007年に制定された社歌。作詞は林望である。社名は詞に入っていない。作曲は佐藤眞の手によるもので、この時代には珍しく唱歌、寮歌や軍歌を思わせる復古調の曲である。演奏はクラシック音楽界より起用され、アルバムには日本フィルハーモニー交響楽団(指揮は佐藤眞とライナーノートにのみ記述)の演奏、混声四部合唱版が収録されている。バリトン独唱版・ピアノ版(ともにライナーノートに演奏者の記述なし)、吹奏楽版(演奏は佐藤の指揮による東京佼成ウインドオーケストラと記述)、オーケストラ、男声四部合唱の6パターンがある。 なお、同社の歌として1989年に発表された「君をのせて」がCMソングにも使われるなど広く知られており、長らく社歌と認識されてきたが、ライナーノートには愛唱歌であると記述されている。こちらも社名は詞に入っていない。 南満州鉄道 - 満鉄社歌(東海林太郎、東京アカデミー混声合唱団) 日本国有鉄道 - 「鐵道精神の歌」(中野忠晴、コロムビア合唱団)北原白秋の作詞、山田耕筰の作曲で1935年に発表。歌詞中に「国鉄」とあるが、当時は日本国有鉄道ではなく、鉄道省の時代であった。アルバムには昭和館が所有するSPレコードからの複製が収録されている。 他に、伊予鉄道の「伊豫鐵道唱歌」(麻耶重善)が収録されている。25番からなる唱歌であるが、ライナーノートには現在は1,2,6番のみが会社の行事で斉唱されると記述されている。作詞は「鉄道唱歌」の大和田建樹、作曲は田村虎蔵(鉄道唱歌は作曲者が複数いるがその一人(最も知られた作曲者ではない))。 なお、このアルバムの他の収録曲は、野球部の応援歌(九州旅客鉄道)、コマーシャルソング、鉄道会社活性化のためのイメージソングなどである。
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