アメリカの家政学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 08:21 UTC 版)
1829年 キャサリン・ピーチャー(Catharine Beecher)、女性は諸科学を家政の観点から学び、家政を科学的・実践的に学ぶ必要性を提唱 1841年 キャサリン・ピーチャー、"A Treatise on Domestic Economy"(家政論)を出版。生活と経済的意識の結びつきについて述べる。 1862年 Morrill Land-Grant Act(モリル・ランドグラント法)により、高等教育の機会均等を通じ、地域住民の生活水準向上を目的に制定。これにより農村家庭の改善向上のための家政学部が誕生。 1868年 アイオワ大学にhousehold actが設置 1872年 アイオワ大学にて料理・裁縫・家事洗濯を学校科目として家庭科の講義が開始される。これ以降多くの大学で「家政学部」の設置が増える。ただし、実践面に特化しており、学問としての家政学としては不十分であった。 1899年 エレン・スワロウ・リチャーズとメルヴィル・デューイ、第1回「レークプラシッド会議」をニューヨーク州レークプラシッドにて開催。家政学の一般名称として「ホーム・エコノミクス(Home Economics)」という名前が選定される。 1900年 第2回レークプラシッド会議、以降毎年1908年の第10回まで開催。 1908年 第10回レークプラシッド会議にてアメリカ家政学会の設立が決定。 1994年6月 アメリカ家政学会、'American Association of Family and Consumer Sciences'(アメリカ家族・消費者科学学会)に名称変更。
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