生活と経済
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 09:31 UTC 版)
バルデラ ドーロウ ガーバハレ ルーク ベレドハーオ 関連地図 バルデラにはバルデラ工科大学(英語版)とゲド大学(英語版)が、ベレドハーオにはゲド大学のキャンパスの一つがある。 ゲド州の主な産業は農業と牧畜である。銀行業と通信業も発達を始めている。大都市に定住している以外の人は、大都市周辺あるいはジュバ川沿いで農作物の栽培を、あるいはヒツジ、ラクダ、ウシなどを育てている。人口の半分ほどは農業か牧畜をやっている。 ゲド州はソマリア国内だけでなく、エチオピアやケニアとも取引がある。この取引は内戦後にも続いており、1998年北欧実態調査団のゲド州に関する報告書は、ソマリアで比較的安定しているといわれる北西部のソマリランドの州都ハルゲイサよりも、ゲド州の経済の方が盛んであると伝えている。 ベレドハーオには大きな市場がある。モガディシュやケニアと、大きな製品を含めた取引がある。バルデラには穀倉地帯であり、トウモロコシ、ジャガイモ、モロコシ、タバコ、タマネギ、ゴマ、パパイア、マンゴー、スイカ、バナナなどが育てられている。内戦前には、バルデラの農作物が遠く北方のジブチにまで運ばれていた。
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