アメリカの定期考査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 16:44 UTC 版)
アメリカの大学では、一般的に定期試験として、学期ごとに中間試験(midterm examination)と期末試験(final examination)が実施される。 期末試験の内容は、中間試験実施以降に学習した内容が試験の範囲となる場合と、学期の全体を通して学習した内容が試験の範囲となる場合(comprehensive examination)がある。一部のアメリカの教育者は、大学の教授に過去問題集を公開するように勧めている。原因は、特定の学生だけが過去問題集を取得できない可能性があり、その場合、特定の学生は何があっても単位を取得できない可能性がある。どんなに頑張っても単位を取得できないという経験は、特定の学生の生活にある程度影響を与えることが多いので、公平を期すために、試験前に過去問題集を公開することを勧める。 定期試験の形式には4種類がある。 教科書を参照せずに閉じた状態で課す試験(closed-book examination) 教科書やノート等の資料を参照することを認めて行う試験(open-book examination) 問題を持ち帰らせ指定日までに提出させる試験(take-home examination) 卒業時に実施されるもので口頭で問題を問う試験(oral examination)
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