アブタンディル・チリキシビリとは? わかりやすく解説

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アブタンディル・チリキシビリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 14:25 UTC 版)

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獲得メダル

アブタンディル・チリキシビリ
ジョージア
柔道
世界選手権
2014 チェリャビンスク 81kg級
2013 リオデジャネイロ 81kg級
世界ジュニア
2010 アガディール 81kg級

アブタンディル・チリキシビリグルジア語: ავთანდილ ჭრიკიშვილი、Avtandil Tchrikishvili[注釈 1] 1991年3月18日-) は、ジョージアクヴェモ・カルトゥリ出身の柔道家。81kg級。身長182cm[1][2]。左右両方の組手を使うことで知られている。

人物

2010年のヨーロッパジュニア81kg級で優勝を飾ると、続く世界ジュニアでも優勝を果たした。2011年のワールドカップ・トビリシでシニアの国際大会初優勝を飾った。翌年もこの大会で優勝すると、ヨーロッパ選手権では団体戦で優勝を果たした。ロンドンオリンピックでは2回戦でアメリカのトラヴィス・スティーブンスの裸絞で敗れた[1]。2013年はグランドスラム・パリで2位になると、グランプリ・デュッセルドルフで優勝、ヨーロッパ選手権でも個人戦と団体戦で優勝を飾った。しかし世界選手権では決勝でフランスのロイク・ピエトリの技ありで敗れた[3]。2014年にはグランドスラム・パリで優勝すると、ヨーロッパ選手権でも2連覇を果たした。世界選手権では決勝でカナダのアントワーヌ・ヴァロア=フォルティエを破って世界チャンピオンとなった[4][5]。2014年の最終ランキングにおいて男子の全階級の選手でもっともポイントが多かったことから、IJFより5万ドルを贈呈された[6]。2015年6月にはバクーで開催されたヨーロッパ選手権を兼ねたヨーロッパ競技大会において3連覇を達成した[7]世界選手権では5位にとどまったが、グランドスラム・東京では優勝を果たした[8]。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは優勝候補として名前を挙げられていたが、準決勝では2大会連続でアメリカのトラヴィス・スティーブンス片羽絞IJF発表は送襟絞[9])で逆転負けを喫すると、3位決定戦でも永瀬貴規に有効で敗れて5位に終わった[2]。その後階級を90㎏級に変更すると、2018年のグランプリ・ザグレブで優勝した[10]

IJF世界ランキングは1470ポイント獲得で37位(2019/7/15現在)[11][12]

主な戦績

81㎏級での戦績

90㎏級での戦績

(出典[2]、JudoInside.com)。 

脚注

注釈

  1. ^ 国際柔道連盟の世界ランキングリストでは2013年7月29日付までAvtandilだったが、それ以降はAvtandiliと表記されるようになった。

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