アドリブ・リミックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 08:36 UTC 版)
「ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー」の記事における「アドリブ・リミックス」の解説
明るいストーリーが多かった前作と比較し、「裏切り」や「陰謀」「キャラクターの死」といった重いストーリーが主軸に置かれたのに相反して、日本語版では前作に増して声優陣によるギャグやアドリブ、パロディめいたセリフが連発し、ギャグ要素がパワーアップしている。また、劇場版用として2エピソードを消費したため、日本オリジナルとしてこれまで放送された映像をつなぎ合わせてセリフを入れ直し、独自のストーリーを作り上げたリミックスが第14話「バナナはどこ?」と第26話「バナナをわすれた!」の2話作成された。特に「バナナをわすれた!」では、最終的には他作品や各声優の持ちネタを含んだモノマネ対決が繰り広げられることとなった。序盤ではダイノボットが「この時間(『ビーストウォーズメタルス』が放送されていた時間)てえのはなぁ、子供達は幼稚園や学校から帰ってきてホッと一息ついてる、お母さんは家事の合間にホッと一息ついてる、お父さんは仕事から帰ってきてホッと一息ついてる時間だ…。そんな時に小難しい話やって誰が喜ぶ⁉︎俺達がやらなきゃいけねえのは、体を張って笑いをとる事だ!そして皆さんの疲れた心を癒す!」という、日本語版の趣旨とも取れる旨の発言もしている。ラストは敵味方全てのキャラクターが視聴者に対し別れの挨拶をしており、敵首領のメガトロンですら「悲しい時は俺様を思い出して笑ってくれ」とまでコメントしているほどである。また最終回放送直後、「今私が見ていたのは何だったんですか?」といった疑問の電話が殺到した。
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