アゾとは? わかりやすく解説

アゾ【azo】

読み方:あぞ

窒素の意》-N=N-で表される二価の基。アゾ基


アゾ

名前 Adso; AssoAzo

阿曽

読み方:アゾ(azo

所在 福井県敦賀市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

アゾ化合物

(アゾ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/19 15:12 UTC 版)

アゾ化合物(アゾかごうぶつ、azo compound)とは、アゾ基 R−N=N−R' で2つの有機基が連結されている有機化合物の総称である。アゾベンゼンなど、芳香族アゾ化合物には色素となるものが多くアゾ染料として有用で、その他にもアゾ顔料として有用なものがある。

アゾ基

アゾ基(トランス)

-N=N- の形で表される 2価の置換基をアゾ基 (azo group) と呼ぶ。下記のように、トランス型とシス型の構造異性がある。電子求引基としてはたらく。

合成

芳香族アゾ化合物は、ジアゾニウムと電子豊富な芳香環との間で起こるジアゾカップリングで生成する。

ほか、アゾキシ化合物の還元や、ヒドラジンの酸化で対応するアゾ化合物が得られる。

反応

アゾ化合物にはシス-トランス立体異性体が存在し、光や熱の作用で互いに異性化する。機構については記事: アゾベンゼンを参照。

アゾ化合物を水素化すると、対応するヒドラジンが生じる。


アゾ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:52 UTC 版)

「赤」記事における「アゾ」の解説

詳細は「アゾ化合物」を参照 アゾ基有する化合物で、顔料として顔料色素型とレーキ顔料型がある。顔料色素型のモノアゾ赤の種類膨大であるが概して溶剤性に劣る。ただし高分子化するにつれ耐溶剤性は高まる。レーキ顔料型は鮮明な色相有し溶剤性も有するジスアゾ縮合顔料従来不溶性アゾ顔料比べ耐光性、耐溶剤性などは高まっているが、製造コストが高い。Colour IndexにはPigment Red 48Pigment Red 57Pigment Red 170Pigment Red 188Pigment Red 221Pigment Red 242等が記載されている。Pigment Red 188Pigment Red 242は黄味の赤、PigmentRed 221は青味の赤といった色合いである。

※この「アゾ」の解説は、「赤」の解説の一部です。
「アゾ」を含む「赤」の記事については、「赤」の概要を参照ください。

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