やりがい搾取
やりがい搾取
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/04 03:47 UTC 版)
やりがい搾取(やりがいさくしゅ)とは、経営者または依頼者が本来支払うべき賃金や手当、料金の代わりに、労働者に「やりがい」を強く意識させることでサービス残業(長時間労働)や無賃労働を勧奨し、本来支払うべき賃金(および割増賃金)や料金の支払いを免れる行為をいう[1][2][3]。東京大学教授で教育社会学者の本田由紀により名付けられた[1][3]。
注釈
出典
- ^ a b c “日本の人事部 やりがい搾取”. アイ・キュー (2016年9月28日). 2018年8月4日閲覧。
- ^ “あなたは「やりがい搾取」されていませんか? 悪用される「自己実現」という詭弁”. ダ・ヴィンチニュース. (2018年6月8日) 2018年8月4日閲覧。
- ^ a b c d “これって、やりがい搾取!?働きがいにつけ込まれないために”. 転職Hacks. クイック (2017年7月18日). 2018年8月4日閲覧。
- ^ “あなたの仕事、本当はもっと高く売れます!やりがい搾取に遭わないために気をつけるべきこと”. URIDOKI. 2018年8月4日閲覧。
- ^ “ブラック企業大賞2014 ノミネート企業11社とノミネート理由”. ブラック企業大賞企画委員会. 2018年8月4日閲覧。
- ^ “【速報】「ブラック企業大賞2014」はヤマダ電機が「大賞」。たかの友梨、すき家にも部門賞”. BLOGOS (2014年9月6日). 2018年8月4日閲覧。
- ^ a b “サボらないと死んでしまう!? A-1 Picturesの労災認定に見る、アニメ業界全体の労働環境改善の可能性”. エキサイトニュース. (2014年4月30日) 2018年8月4日閲覧。
- ^ “「やりがい搾取」と依然批判受ける東京五輪のボランティア 悲惨な状況にならないように今から準備を”. @ニフティニュース. (2018年7月13日) 2018年8月4日閲覧。
- ^ “東京五輪まで2年/4 ボランティア、どう発掘”. 毎日新聞. (2018年7月26日) 2018年8月4日閲覧。
- ^ “五輪ボランティアやりがい搾取論やまず…組織委自ら体験”. 朝日新聞デジタル. (2018年5月14日) 2018年8月4日閲覧。
- ^ “국가가 생각하는 젊은이는 ‘무급 노비’인가요 ㅜㅜ” (朝鮮語). n.news.naver.com. 2020年11月15日閲覧。
- 1 やりがい搾取とは
- 2 やりがい搾取の概要
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