もりの春光【モリノハルミツ】(きのこ類)
登録番号 | 第14768号 | |
登録年月日 | 2007年 1月 22日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | もりの春光 よみ:モリノハルミツ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 森産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 群馬県桐生市西久方町一丁目2番23号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 生野泰文、谷本茂樹、森謙介 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の保存菌株どうしを交配して育成されたものであり、菌さんが小葉、やや硬肉質の自然栽培向きの低温性の品種である。菌さんの形は平面が円形、側面が平形、大きさは小、色は褐色、厚さはやや薄、肉質はやや硬である。りん皮の付着部位は周縁、大きさは中、色は有である。子実層たくの形状は3型、並び方は正常、幅は極狭、密度は密、色は白色である。菌柄の形は1型、長さはかなり短、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は極大、太さはやや細、色あい、毛の有無及び毛の色は有、肉質はやや硬である。子実体の発生時期は春、発生型は散発、発生温度は低温、発生最盛期までの期間は長である。乾物率は15~20%未満、子実体1個当たりの平均乾重は2.5~3.0g未満、収量性は少である。「森121号」と比較して、菌さんの側面が平形であること、子実層たくの幅が狭いこと等で、「ゆう次郎」と比較して子実層たくの幅が狭いこと等で区別性が認められる。なお、「森121号」及び「ゆう次郎」との対峙培養において帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に出願者の施設(群馬県桐生市)において、出願者所有の保存菌株どうしを交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「春光」であった。 |
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