みんなで六甲おろし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 02:44 UTC 版)
「阪神タイガースの歌」の記事における「みんなで六甲おろし」の解説
甲子園球場や京セラドーム大阪の阪神主催試合で、2016年からスコアボードに流される「六甲おろし」の映像は、「みんなで六甲おろし」と銘打って、阪神ファンの各界著名人がリレー方式で歌っているように編集されている。 2016年には、西川貴教(歌手)がメインボーカルを務めた映像を、レギュラーシーズンの開幕戦(3月25日に京セラドーム大阪で催された対中日ドラゴンズ戦)から第1弾として使用。6月28日の対横浜DeNAベイスターズ戦(甲子園)からは、Char(ギタリスト)がリードギターを演奏したバージョンと水樹奈々(声優・歌手)がメインボーカルを務めたバージョンを追加するとともに、前述の第1弾と合わせて3つのバージョンをシーズン終了までランダムで使用した。 2019年には、阪神ファンの著名人に加えて、在阪民放テレビ局およびサンテレビジョンのアナウンサーや情報番組への出演者(いずれも当時)も参加。2018年版までと違ってメインボーカルを置かず、出演者全員が歌唱する映像を放送局単位のリレー方式で組み合わせていた。また、女性陣のみで構成される「TORACOバージョン」も製作。「TORACO DAY」と銘打った5月11日の対中日戦(甲子園)限定で流された。 阪神球団の創立85周年に当たる2020年(令和2年)には、「阪神ファンのミュージシャンが『タイガースバンド』を結成した」という設定で、5人のミュージシャンが85周年記念仕様のレプリカユニフォームを身にまといながら「85th Special Edition六甲おろし」を演奏した映像を制作。以上の設定によって復活したリードボーカルに、水樹と岡崎体育(シンガーソングライター)が起用された。この年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響でNPBレギュラーシーズンの開幕が当初の予定から約3ヶ月遅れたことを背景に、甲子園球場でのホーム開幕戦に当たる7月7日の対巨人戦から放映を開始。ただし、阪神球団では上記の影響を踏まえて、放映の如何にかかわらず場内で観客が声を張り上げて「六甲おろし」を合唱する行為を禁止している。この措置は2021年以降も続けられているが、2021年放映のバージョンでは、岡崎と丘みどり(兵庫県姫路市出身の演歌歌手)がツインボーカルを担当。2022年には3 - 7月期に出演者が毎月変わる歌唱映像を上映しているが、球団のtwitter公式アカウント上で実施する出演者予想のシルエットクイズ(応募したうえで予想を的中させたtwitterユーザーに球団公認の応援グッズを進呈する企画)と連動していることから、出演者の氏名・芸名はシーズン中の毎月末にクイズの正解を発表するまで伏せられていた。
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