みだれ【乱れ/×紊れ】
読み方:みだれ
1 まとまっていないこと。整っていないこと。「裾の—をなおす」「電波の—」
4 能の舞事(まいごと)の一。笛を主に、大鼓・小鼓・太鼓ではやす緩急の変化の激しい舞。「猩々(しょうじょう)」と「鷺(さぎ)」にあるが、曲も型も異なる。
5 歌舞伎下座音楽の一。太鼓と能管による鳴り物。時代物の御殿の場で、局(つぼね)や姫などの女方の出入りに用いる。乱れの鳴り物。
6 「乱れ焼き」の略。
「ええ、—めが言ふやうなことぬかしけつかる」〈滑・膝栗毛・六〉
箏曲(そうきょく)。「乱輪舌(みだれりんぜつ)」の略称。純器楽曲の段物の一つで、八橋検校(やつはしけんぎょう)作曲と伝える。各段の拍数が不規則。
乱れ
宄
「みだれ」の例文・使い方・用例・文例
- みだれのページへのリンク