ひしくいとは? わかりやすく解説

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ひし‐くい〔‐くひ〕【×鴻/××喰】

読み方:ひしくい

カモ科全長83センチくらい。体は褐色くちばし黒く先に黄色帯がある。ユーラシア北部繁殖日本には冬鳥として飛来ヒシ実や食べる。天然記念物沼太郎おおがり。《 秋》


ヒシクイ

名称: ヒシクイ
ふりがな ひしくい
種別 天然記念物
種別2:
都道府県 定めず
市区町村 北海道・青森県宮城県新潟県石川県
管理団体
指定年月日 1971.06.28(昭和46.06.28)
指定基準 動2
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: S46-5-141ヒシクイ.txt: 古来ガン類は、カリとも呼ばれ雁行名のあるその雄大なしょうは水鳥の中でもハクチョウとともにわが国民に親しまれてきた。
 わが国渡来するガン類は6種あるがそのうちハクガン狩猟目標になりやすいため明治末までにわが国渡来していた群はほとんど絶滅しシジュウカラガン1922年頃までは東京湾新浜200羽前後が毎年渡来していたが1929~30年最後に跡をたち、またガンのうち最も大きサカツラガン1935年頃までは200羽もの渡来があったが、1948年最後にとしての渡来なくなった
 マガン、ヒシクイは昭和初期までは多摩川原や東京湾にも無数に渡来し1950年頃までは2万羽を越え渡来をみたが、ここ数年狩猟による被害のため、ついにマガン3726羽、ヒシクイ1477羽、コクガン339羽にまで減少し、さらに昭和46年1月調査では、マガン2473羽、ヒシクイ598羽、コクガン179羽と、この種水鳥としては絶滅寸前の状態に陥った。これはソ連センサスにもあらわれソ連いくつかあるガン繁殖地のうち、日本渡来する群れ減少が特に著しく渡来先の日本の状況問題になっていた。わが国古来親しまれカリ渡り永く保存するため、先に指定され宮城県伊豆沼内沼生息地加え地域定めず指定することとしたものである


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