ひさご
ひさご【×瓠/×匏/×瓢】
向後
姓 | 読み方 |
---|---|
向後 | ひさご |
ひさご
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/04 15:04 UTC 版)
ひさごは、俳諧の撰集で、俳諧七部集の一つ。1690年(元禄3年)8月、井筒屋庄兵衛刊。編者は浜田珍碩。
概要
1690年(元禄3年)9月に『おくのほそ道』の旅を終えた松尾芭蕉は、同年の冬から翌年の夏にかけて、近江国湖南地方を5度ほど訪れており、同地の門人と巻いた歌仙などを収める[1]。作品は、芭蕉・浜田珍碩・菅沼曲水の三吟歌仙、珍碩・芭蕉・八十村路通・山本荷兮・越智越人の五吟歌仙(芭蕉は脇句のみ)、野径・里東・泥土・河合乙州・怒誰・珍碩の六吟歌仙、乙州・珍碩・里東などの九吟歌仙、正秀・珍碩両吟歌仙の計5歌仙である[1]。
作風は奥羽行脚後の新風「かるみ」への志向を示しており、翌年刊行の『猿蓑』への序章として貴重な作品である[1]。
脚注
- ^ a b c 佐藤勝明 (2011), p. 107.
参考文献
- 佐藤勝明 編『21世紀日本文学ガイドブック5:松尾芭蕉』ひつじ書房、2011年10月。ISBN 9784894765122。
ひさご
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 08:42 UTC 版)
「とっぴんぱらりの風太郎」の記事における「ひさご」の解説
今まで一度しか京の町に出たことがないという二十歳の貴人。背が高く非常にふくよかな体格。常世や風太郎の警護の元で祇園祭に行く。幼い頃に虎を自宅で買っていた、祇園祭では京でも特に高い宿に泊まるなど、身分の高さは相当なものである。
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匏
瓠
蟸
蠡
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