はな‐しょうぶ〔‐シヤウブ〕【花×菖×蒲】
はなしょうぶ (花菖蒲)


























































●わが国の本州、中部地方以北に分布する「のはなしょうぶ」から改良された園芸品種です。江戸時代の中頃から本格的な改良が進み、数多くの品種が作出されました。江戸系、肥後系それに伊勢系と三系統に分類されます。花は紫色、藤色、紅紫色、桃色、白色などのほかに絞りやぼかし、覆輪などと豊富です。写真の品種は、中2が「吉江77号」(江戸系)、中3が「水玉星」(江戸系)、中4が「沖津白波」(江戸系)、中5が「春の海」(江戸系)、中6が「朝戸開」(江戸系)、中7が「長生殿」(江戸系)、中8が「朗月」(江戸系)、中9が「浮寝の鳥」(江戸系)、中10が「宮の白菊」(江戸系)、中10-1が「栄紫」(江戸系)、中10-2が「加茂の花」(江戸系)、中10-3が「夏姿」(江戸系)、中10-4が「紅千鳥」(江戸系)、中10-5が「縞菖蒲」(江戸系)、中10-6が「出羽娘錦」(江戸系)、中10-7が「初紅」(江戸系)、中10-8が「晴間の響」(江戸系)、中10-9が「袖娘」(江戸系)、中10-10が「辰野」(江戸系)、中10-11が「誰が袖」(江戸系)、中10-12が「朝日の峯」(江戸系)、中10-13が「町娘」(江戸系)、中10-14が「長井小紫」(江戸系)、中10-15が「長良川」(江戸系)、中10-16が「天女の冠」(江戸系)、中10-17が「東笛」(江戸系)、中10-18が「文の糸」(江戸系)、中10-19が「豊科の里」(江戸系)、中10-20が「夕霧」(江戸系)、中10-21が「諏訪御寮」(江戸系)、中11が「九重」(伊勢系)、
中11-1が「水巴」(伊勢系)、
中11-2が「綴錦」(伊勢系)、
中11-3が「藤袴」(伊勢系)、
中11-4が「美吉野」(伊勢系)、
中12が「夜光の球」(肥後系)、中13が「新玄海」(肥後系)、中14が「千早城」(肥後系))、中15が「紅唇」(肥後系)、中16が「月影」(肥後系)、中17が「露錦」(肥後系)、中18が「佐野の渡」(肥後系)、中19が「姫小町」(肥後系)、中20が「八ツ橋」(肥後系)、中21が「月の浜辺」(肥後系)、中21-1が「京舞」(肥後系)、中21-2が「五月雨」(肥後系)、中21-3が「高尾錦」(肥後系)、中21-4が「小町笑」(肥後系)、中21-5が「天の橋立」(肥後系)、中21-6が「舞姫」(肥後系)、中21-7が「弁財天」(肥後系)、中21-8が「涼夕」(肥後系)、中22が「蘇峰」(野生系)、中23が「金鶏」(雑種)、そして下が「稔の秋」(雑種)。
●アヤメ科アヤメ属の常緑多年草で、学名は Iris ensata。英名は Japanese water iris。
花菖蒲
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