2020年オリンピック招致合戦とは? わかりやすく解説

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2020年オリンピック招致合戦

読み方:にせんにじゅうねんオリンピックしょうちがっせん
別名:2020年オリンピック・パラリンピック招致合戦2020年東京オリンピック招致合戦

2020年開催予定される第32回夏季オリンピックおよび第16回夏季パラリンピック招致するため、開催地候補として名乗りを上げた各都市繰り広げたロビー活動最終的に東京開催地に選ばれ2020年東京オリンピック開催決定された。

開催地候補としては、アゼルバイジャンバクーカタールドーハスペインマドリードトルコイスタンブール、そして日本の東京の5都市名乗りを上げた。いずれも各国首都である。一次選考経て候補スペインイスタンブール東京の3都市絞られた。

マドリードイスタンブール東京、の3都市最終選考まで熾烈なロビー活動繰り広げた。その情勢最後まで互角見られていた。

スペイン・マドリードは、王族でありセーリング競技オリンピックに出場した経験もあるフェリペ皇太子プレゼンテーション行った他、国際オリンピック委員会IOC)で会長20年務めたサマランチの子息がIOCメンバーとしてスペイン招致支持するなどの活動展開した他方高い失業率などにみられる経済的不安要素がマイナス要因としてはたらいた

トルコ・イスタンブールは好調な経済情勢加えキリスト教イスラム教混在する文化イスラム圏での初開催意義などをアピールし好感得ていた。しかしながら2013年春大規模な反政府運動勃発し治安面での不安要素膨れつつあった。

東京水道水飲用できるほど衛生的で高度な生活インフラ選手移動負担のない交通インフラ、および良好な治安など主なアピールポイントとした。他面2011年から対応活動の続く福島県東京電力福島第一原子力発電所における汚染水問題健康面での不安要素として残った

2013年9月決選投票が行われ、第1回投票では日本42票、イスタンブール26票、マドリード同じく26票を獲得イスタンブールマドリードの間で再投票が行われ、4936イスタンブール勝ち残りマドリード落選した

東京イスタンブールとの間で行われた決選投票では、東京60票、イスタンブール36票を獲得マドリード応援勢が東京流れた形となり、結局東京大差をつけて勝利した。これによって2020年第36回オリンピック開催地が正式に東京決定した

ちなみに最終選考投票が行われる直前韓国日本福島県周辺8県の水産物全面的に輸入禁止にすると発表している。



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