つばき油/

デジタル大辞泉

つばき‐あぶら【^×椿油】

読み方：つばきあぶら

椿の種子からとれる不乾性油。黄色っぽく、特有のにおいがある。食用油・髪油などにする。伊豆諸島や九州南部が主産地。

世界の油

つばき油

野生する日本固有の植物。その種子（含油量35％）から得られるつばき油は日本特産である。採油は通常圧搾法による。 沃素価78～83、鹸化価188～194、比重d0.910～0.914、屈折率n1.466～1.468、凝固点-15～-24℃の不乾性油である。脂肪酸組成は11％の飽和酸と89％の不飽和酸を含有し、不飽和酸の98％はオレイン酸が占めている。頭髪油として用いられる。

生産国：伊豆諸島・高知県・九州南部

ウィキペディア

椿油

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/11/11 23:04 UTC 版)

椿油（つばきあぶら、英: tea seed oil）は、ツバキ科ツバキ属のヤブツバキの種子から採取される植物性油脂である。広義には、ツバキ科ツバキ属に属する樹木の種子から採取した油を椿油と呼ぶ。

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「つばき油」の例文・使い方・用例・文例

• つばき油が人気ヘアケア製品に
• 同時に，より多くの女性が髪のダメージを気にするようになり，傷んだ髪を補修するためにつばき油を使う人が増えている。
• つばき油は日本で長い伝統を持つ。
• つばき油には特有の香りがあり，それを好まない人もいる。
• 現在，つばき油は10代や20代の女性に特に人気がある。
• つばき油の製品を製造して80年になる大(おお)島(しま)椿(つばき)株式会社は，最近では毎年約10％ずつ売り上げを伸ばしている。
• ５月，化粧品メーカーのコーセーはつばき油の入った新しいヘアオイルを発売した。