ちふれ化粧品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/30 07:27 UTC 版)
本社
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | ![]() 〒350-0833 埼玉県川越市芳野台2-8-59 |
本店所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-17-14 全国婦人会館・ちふれビル |
設立 | 1947年(昭和22年)9月20日 |
業種 | 化学 |
法人番号 | 5030001055143 |
事業内容 | 化粧品の開発、製造、販売 |
代表者 | 取締役会長 島田 惠都子 代表取締役社長 片岡 方和 |
資本金 | 6億5000万円 |
売上高 | 155億6400万円 (2023年3月期)[1] |
営業利益 | ▲3600万円 (2023年3月期)[1] |
経常利益 | ▲1700万円 (2023年3月期)[1] |
純利益 | 3500万円 (2023年3月期)[1] |
純資産 | 120億4000万円 (2023年3月期)[1] |
総資産 | 205億6200万円 (2023年3月期)[1] |
外部リンク | https://www.chifuregrp.co.jp/ |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | ![]() 〒350-0833 埼玉県川越市芳野台2-8-59[2] |
設立 | 2018年6月20日[2] |
法人番号 | 1030001124026 |
事業内容 | 化粧品の開発、製造、販売[2] |
純利益 |
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総資産 |
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外部リンク | https://www.chifure.co.jp/company |
ちふれ化粧品(ちふれけしょうひん)は、埼玉県に本社を置く日本の化粧品メーカーである。
「ちふれ」は、全国地域婦人団体連絡協議会(地婦連)のアナグラム。
概要
創業当初はおもに訪問販売したが、低価格帯商品を開発して1962年(昭和37年)に100円商品を発売する。
1967年(昭和42年)に『暮しの手帖』が当社廉価商品と他大手メーカー高額製品は品質に大差無しと評価記事を掲載すると、地婦連役員らが組織として販売斡旋を提案し、1968年(昭和43年)に「ちふれ化粧品」が誕生した。使用する全成分の構成内容と比率の表示、広告宣伝を抑制した低価格販売、を方針とした。
婦人団体、ドラッグストア、百貨店、総合スーパーなどをおもな販路とし、2003年頃からテレビコマーシャルを開始する[4]。
2018年(平成30年)に持株会社として「株式会社ちふれ化粧品」から「ちふれホールディングス株式会社」へ商号を変更し、株式会社ちふれ化粧品、株式会社光未来、ジャパン・オーガニック株式会社、株式会社アゼリア、のちに新設した株式会社エルフェンスポーツクラブ、をグループ傘下とする。
イメージキャラクター
- 中村ゆり(2007年4月 - )
- りょう(2010年4月 - )
- 木村文乃(2011年3月 - )
- 臼田あさ美(2011年10月 - )
- 雅姫(2011年10月 - )
- 入山法子(2013年10月 - )
- 政井マヤ(2015年 - )
- 麻生祐未(2016年 - )綾花
- 芋生悠(2017年 - )
- 大西礼芳(2017年 - )
- 土村芳(2018年 - )
- 白石美帆(2018年 - )綾花
- 藤原紀香(2018年 - )HIKARIMIRAI
- NOA(2021年 - ) do natural
- 向井康二(2024年 - )[5]
商品群
- ちふれ
- HIKARIMIRAI
- 綾花
- BEAUTY UP TOOL
- do organic
- do natural
- MC-2 - 終売
- ノイノイ - 若い世代に訴求するメーキャップライン、終売。
販路
- ちふれ - 百貨店、スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンスストア、直営店、公式オンラインショップなど
- 綾花 - 百貨店、スーパーマーケット、ドラッグストア、直営店、公式オンラインショップなど
- HIKARIMIRAI - 百貨店
- BEAUTY UP TOOL(化粧道具) - 百貨店など
- ちふれグループ渋谷井の頭通り店[6]
沿革
- 1947年(昭和22年)- 三菱石油株式会社は石油事業を停止し、化粧品製造販売部門としてアゼリア薬品工業株式会社を設立する。
- 1951年(昭和26年)- 三菱石油が石油事業を再開し、アゼリア薬品工業は三菱石油から独立して島田松雄が社長に就く。以後島田血族が社長職を承継する。
- 1955年(昭和30年)- 東京実業株式会社へ社名変更。
- 1958年(昭和33年)- 東京都板橋区で工場建設。
- 1968年(昭和43年)- 「ちふれ化粧品」発売。
- 1974年(昭和49年)- 「詰め替え化粧品」発売。
- 1978年(昭和53年)- 「全成分」「分量」「製造年月」を商品本体に表示。
- 1981年(昭和56年)- スプレーポンプ容器採用。
- 1982年(昭和57年)- 埼玉県川越市で本社と工場建設。
- 1989年(平成元年)- ノンフロンヘアスプレー、セットローション、ヘアトリートメントスプレーがエコマーク商品第一号認定。
- 1991年(平成3年)- 株式会社ちふれ化粧品へ社名変更。「綾花」発売。
- 1992年(平成4年)- 消費者志向優良企業として通商産業大臣表彰。
- 2003年(平成15年)- テレビコマーシャル開始。
- 2007年(平成19年)- ジャパン・オーガニック株式会社設立。
- 2008年(平成20年)- 「do organic」発売。
- 2010年(平成22年)- 中国で「ちふれ」発売。
- 2011年(平成23年)
- バイオポリエチレン容器導入。
- ASエルフェン狭山とスポンサーシップ契約。
- 2013年(平成25年)
- 大阪営業所開設。
- 女性起業家支援制度導入。
- 2014年(平成26年)
- 全国婦人会館・ちふれビル(渋谷オフィス)完成。
- 詰め替え化粧品発売40周年、6月25日を「詰め替えの日」とする。
- 2015年(平成26年)
- 飯能研修センター、ちふれ飯能グラウンド開設。
- 全成分、分量、配合目的、製造年月の公開継続を記念して4月20日を「肌には知る権利がある記念日」とする。
- タイで「ちふれ」発売。
- 高知よさこいチーム「とらっくよさこい」協賛。
- 2016年(平成28年)
- 「ちふれ」台湾で発売。
- 東京理科大学生物・化学奨励賞寄付。
- 2017年(平成29年)- 理化学研究所と技術指導契約、共同プロジェクト。
- 2018年(平成30年)
- 飯能工場建設。
- 6月20日 - 持株会社となり、ちふれホールディングス株式会社へ商号変更[7]
- 9月1日 - 「HIKARIMIRAI」、化粧道具ブランド「BEAUTY UP TOOL」発売。
- 株式会社エルフェンスポーツクラブ設立。
- 2019年(平成31年/令和元年)
- 2020年(令和2年)- ベトナムとブルネイで「ちふれ」発売。
関連項目
- ASエルフェン埼玉 - 2011年からクラブスポンサー。
- よさこい祭り - 2014年にチーム「とらっく」有志がクラブチーム「とらっくよさこい」として出資を募り、2015年6月からメインスポンサーとなる[8]。
脚注
- ^ a b c d e f ちふれホールディングス株式会社 第69期決算公告
- ^ a b c “会社情報”. 株式会社ちふれ化粧品. 2021年1月17日閲覧。
- ^ a b 株式会社ちふれ化粧品 第8期決算公告
- ^ ちふれ化粧品が広告宣伝をするにあたり、全地婦連ホームページ。
- ^ “Snow Man向井康二:化粧品ブランドのウェブCMに単独初出演 カメラマンとして商品撮影も「ファンも喜んでくれるので写真は楽しい」”. 毎日キレイ. MANTAN (2024年8月21日). 2024年8月21日閲覧。
- ^ “流行の発信地渋谷に、ちふれグループの旗艦店が登場!「ちふれグループ渋谷井の頭通り店」~グループ初の路面店として12月22日オープン~”. 株式会社ちふれ化粧品. 2023年1月31日閲覧。
- ^ ちふれ化粧品はちふれホールディングス株式会社へ、商号変更及び持株会社体制への移行について 2018年6月20日
- ^ 高知よさこいチーム「とらっくよさこい」への協賛のお知らせ、
外部リンク
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