その他の作品のエピソード
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「緒方恵美」の記事における「その他の作品のエピソード」の解説
『幽☆遊☆白書』では、蔵馬役に選んでくれたスタッフから「高校生の男子役を女性声優が演じるのは、初めてじゃないか」と言われた。放映前、女性声優が同役を演じることを知った原作ファンから「どうして蔵馬役が女性なんだ?」との否定的な投書もあった。しかし、放送開始後の同作キャストによる初イベントの頃には、緒方が登壇した途端とんでもない量の黄色い声が上がるようになっていた。 『吸血姫美夕』においては、雪女の冷羽と彼女が肌身離さず持ち歩いている御所人形の松風の2役の声を演じており、連続する台詞で少女と少年の声色の使い分けという難しい演技をこなしている。『遊☆戯☆王』『カードキャプターさくら』などでは、全く異なる人格を併せ持つキャラクターを担当した。 ドラマCD『ドラゴン騎士団』の収録時には、役柄(ルーン)のイラストを見ても男役か女役かはっきりとせず、「緒方ならどちらでもいけるだろう。当日処理」とディレクターに言われている。 『魔法騎士レイアース』の第1章でエメロード姫を演じたことについては、オファーを貰うまでは男役が続いていたため、どうしたらいいのか悩んで必死に演技していたとのことである。「最初にオファーを受けた時、マネージャーが『うちの緒方に姫の役を?』と電話で聞き返し、事務所内がざわついた」「第1話の試写会でエンドロールに緒方の名前が出た瞬間、会場から驚きの声が上がった」などのエピソードを後に本人が明かしている。また、エメロード姫の「助けて……」というセリフに対して、海役の吉田小南美やフェリオ役の山崎たくみから「お前を助けられるヤツはいない!」などと、愛のあるイジりを入れられたこともあった。 ドラマCD版『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』で緋村剣心役に当たった時は、「剣士の役をやるのだから、剣について何も知らなければ演技ができない」と剣道を習っていた。 『たまゆら』では、キャリアの中では珍しい「母親」役を演じている。緒方本人は当初、「今までやってきた演技の引き出しにないキャラクター」という認識があったが、同作の監督であり、緒方とも交友が長い佐藤順一は「そのような一面(母性)がある」とキャスティングを決めたと語る。
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