その他の「人災」および事件関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 05:10 UTC 版)
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1エピソードにしか登場しなかった者についてここで挙げる。 ヴォルマルフ 声 - 松本大 野盗団「灰色の狼(グラオ・ヴォルフ)」のリーダー。元903CTTの隊長(中尉)。 「903CTT」の軍隊崩れである野盗「灰色の狼」を率いてダムを根城に近隣の村からたびたび物資などを奪っていた。本名や階級で呼ばれることを好まず、「狼(ヴォルフ)」と呼ばせる。 最期はランデルにドア・ノッカーで胸を撃たれて戦車と共にダムから転落する。悪役ながら「不可視の9番」として戦争の悲哀をその身に背負っていた。 ウォルキンス 声 - 谷山紀章 領地持ちの貴族。子爵。 享楽的かつ尊大、思慮に欠ける青年田舎領主。「狩猟は貴族の嗜み」と称して、高性能戦車を用いて領民を標的にするという非人道的な行為に耽っていたが、嘆願書で派遣された陸情3課によって排除される。この時の精神的ショックにより、拘束後は精神を病んで軍病院に収容された。 戦車が未だ帝国内でも研究中の最新式だったことなどから「銀の車輪」とも関わりがあったらしく、最期は口封じのために病院内で殺害された。また、情報部に回収された戦車も破壊されている。 ユーゼフ ベルタ砦守備隊の司令官。 優秀な軍人であったが、それゆえ停戦を受け入れることができず、部下とともに「軍属の最期は戦死たるべき」という信念に取り憑かれていた。そして、戦後の混乱期に誤って納入された大量の予備弾薬を使って近隣の村人を強制的に軍事訓練に参加させ、最終的にその訓練した村人と本物の戦争を行うことで、上手く行けば戦死しようと考えていた。しかし、陸情3課によって拘束され、アリスにより軍人の本分を思い出す。 アリスに対してランデルは「こちら側の人間」であり、いつかアリスの知らないどこかで「戦死」すると忠告した。リドリー ベルタ砦に配備されていた戦車の車長。部下のエドガー曹長、マキス軍曹、ゴドー兵長、ロッテル上等兵の4名と戦車で近隣の村に砲撃を行うが、ランデルと戦い敗北。部下全員の「戦死」を見届けて自分たちに戦場をもたらしてくれたランデルに感謝しつつ戦車ごと自爆した。
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