これまで登場した魔器、アンプ一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 14:14 UTC 版)
「トリックスターズ」の記事における「これまで登場した魔器、アンプ一覧」の解説
ルメルシエの水晶(増幅器) 中世魔学最盛期に練成されたもの。現代では失われた矛盾回路(メビウス回路)を持ち、論理上無限大の増幅を行うことのできる魔器。佐杏冴奈が所持していたが、クロウリー三世との最初の対決時に天乃原周に渡されるが、凛々子を助ける際に無理な増幅をしてしまい、壊れてしまう。 パラケルススの魔剣(魔器) 超次消去魔器。存在を定義する超次記号(アカシツクレコード)に干渉し、物体を消滅させる。アレイスター・クロウリー三世が所持。不可視の剣で柄の部分しか存在しない。 アンダルシアの炉(魔器) 53年、ハイネス錬金協会が、蛇とモルモットを掛け合わせた、キメラの製造に使用。未発見と思われる。 ジャネの壷(魔器) 825年、トランシルヴァニア王立魔学アカデミーが、人造人間(ホムンクルス)の胚製造に使用。未発見とおもわれる。 カナリーの寝台(魔器) ボヘミア宮廷にて、錬金系魔術師ツィートーが、死者蘇生実験の際使用。 ヴァリアンテの棺 アンダルシアの炉、ジャネの壷、カナリーの寝台のこれらすべての魔器を一つの魔器としてみる考え方。アレイスター・クロウリーが所持している可能性があるとサイモンがいっていた。この考えから、中世三大論争の一つ『賢者の石存在論』まで発展した。 ロセッティの写本(魔器) 概念召喚魔器。魔学最盛期の16世紀に、隠秘学の大家、アグリッパ・フォン・ネッテスハイムの一番弟子、ミヒャエル・ロセッティが製造したといわれる魔器。本作に登場するのは、その複製。小比類まきが所持。そもそもオリジナルのものは、全72冊という膨大な数量を誇る魔器で、1冊ごとに召喚できる概念がきまっている。その中には、キリスト教における七つの大罪及び、七つの美徳にも数えられる概念を召喚する巻もあったとされる。しかし、それも、17世紀の魔学滅亡のさい、多くが失われ、現存は11冊のみで、大英博物館が所蔵。 クロウリーの銀星(増幅器) 初代アレイスター・クロウリーが制作。宝石を散りばめた指輪の形状をとる。かつてはアレイスター・クロウリー三世が所持していたが、城翠祭最終日に天乃原周に譲られた。
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